No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年7月13日 炭焼喰人

一ヶ月ぶりの炭焼喰人訪問である。
まずはここでしか食べられない厚切り上タンから。
この超厚切りだからこそ味わえるサクサクとした食感がタン好きを幸福にしてくれる。

山本店長がもってきたバットには上カルビの群れが入っていた。

この中から、どの辺りが食べたいかを選んで持ってきてもらう。
しっかりと熟成されたカルビは、脂がなんとも甘い。
今回の上カルビは今まで炭焼喰人で食べた上カルビの中でもかなりの上位にくるものだ。

ハネシタは今話題(?)の飛騨牛
希少部位を前面に出したジャンボやよろにく、黒牛のザブトンの様な蕩け具合ではないが、しっかりとした甘みがあり素晴らしいMeatである。

今回一番印象的だったのはトモサンカク。
このトモサンカクは上ロースとサイコロ上ロースに使用されていたが、どちらも最高だ。
上ロースは綺麗なサシが細かく入っており、見ているだけで上質なものと分かる。

サイコロ上ロースはトモサンカクのブロックで登場したが、運ばれてきたお皿を見ただけでトングを握る手に力が入る。
厚切り故に、閉じ込められた肉汁が口の中で溢れ出すのが堪らない。

最後はサービスしてもらったテールで〆た。
このテールの塩ダレが非常に旨かったのを付け加えておく。
久しぶりの訪問であったが、相変わらずのロース系の旨さ、特にトモサンカクは非常にレベルが高いと感じた。
東京都とのレベルの差を感じずにはいられない神奈川焼肉界の希望はこの炭焼喰人だろう。