No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年7月24日 ひゃら亭

今日で休暇7日目であるが、休んだわりに焼いてないので、ちょっと反省。
久々にひゃら亭に行ってみようか、と思ったのは開店の1時間前だろうか。
前回平凡な内容にちょっと飽きてしまったひゃら亭だが、久しぶりに実力を見るのは楽しみである。
まずはユッケ。
相変わらず良い部位を使っている。
勿論旨いのだが、ちょっとタレがしつこい。

ミノ刺しは、今までのひゃら亭の中では最高。
素晴らしい鮮度で、帆立貝の貝柱の様な食感だが、旨みはこのミノ刺しに軍配が上がるだろう。

上ロースは珍しく部位というかカットがバラバラ。
しかし、どれも上質な脂と赤身の旨みが強い。
このクラスのロースを出されると、ひゃら亭も侮れなくなってくる。

究極のハラミは、相変わらずの旨さ。
この辺りは流石といったところだろう。

この日はミノの当たり日なのだろうか。
上ミノ、ミノサンド、豚ミノがセットになったミノ三昧は塩で注文。
どれも旨かったが、上ミノと豚ミノは特に素晴らしかった。

ひゃら亭で初めて頼んだコブクロは食感が素晴らしかったが、タレの味がちょっとしつこいか。
今度は塩で頼んでみるのも良いだろう。

久しぶりのひゃら亭の味はなかなかの満足度だった。
しかし、値段がかなり上がっているようで、全体的に2割程度値上がりしてるような印象を受けた。
開店当初から通って、何度かひゃら亭の値上がりを見てきたが、そろそろ値段が高く感じるお店の部類に入ってきてるだろう。
近くの炭焼喰人と比べてしまうと、値段の差はかなりある。
値上がりするのは仕方ないと思うが、それと同時に肉質や部位といった中身もちょっとはレベルアップして欲しいものだ。
感動するMeatに出会えば、値段などたいして気にならない。
我々焼肉好きは旨い肉が食べたいだけなのだ。