No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年9月12日 ひゃら亭

いくら旨い焼肉屋さんでもあまりに変化がないと飽きることはないだろうか。
最近ひゃら亭に飽きつつあったのだが、久しぶりに行くと新メニューが登場していた。
はやる気持ちを抑えつつ、まずはユッケとミノ刺しから。
この2品は相変わらず旨い。
特にミノ刺しは私のお気に入りだ。


幻のタンは、最近の上質なタンを出すお店と比べると若干劣るが、それでも十分旨い。
今のままでも厚切りの部類に入ると思うが、厚みを倍にしてもらえると、もっとジューシーな旨みを味わえるのだが。

ここで新メニューの極ロースの登場。
厚切りでなかなかの迫力がある。
きらく亭の特選ロース厚切りには及ばないが、目指してる姿はその辺りだろう。
極ロースはしっかりとした旨みもあり、そこそこの旨さ。
神奈川県ではこのクラスのロースで勝負できるが、都内の名店には遠く及ばないのが正直な感想ではある。

究極のハラミは、柔らかさはあるのだが、普段より若干旨みが足りない。

普段よりかなり良かったのが、特選カルビ。
サシが細かく入っていて、肉質に対して厚みがちょうど良い感じ。
基本的にはカルビよりロースが好きだが、今日のひゃら亭ならロースよりカルビだろう。

今回は新しいメニューが増えたのは非常に嬉しいが、もっと高みを目指して頑張ってもらいたい。
ひゃら亭は、私にタンの本当の旨さを最初に教えてくれたお店なのだから。