No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年7月24日 スタミナ苑

電車とバスを乗り継いで足立区鹿浜へ。
今まで自分か焼き仲間の車でしか来たことがなかったが、電車とバスで来ると何と不便なこと(汗)
今回はある焼肉屋さんのオーナーと一緒というのが、もう一つの楽しみ。
いつも同じメニューばかり注文してしまうので、今回は肉に関しては最も信頼できるオーナーさんにオーダーもお任せ。
かなり色々な種類を食べたので、正直記憶が曖昧な箇所も・・・。
煮込み、上タン塩、ミックスホルモン、上ミノ、ギアラ、炙りレバ、並ハラミ(塩、タレ)、上ハラミ(塩)、並切り落とし(塩、タレ)、中切り落とし、中ロース、上カルビ、上ヒレ肉、ミスジ、特選上カルビ、特選上ロース。
お願いして出してもらった煮込みはなかなか旨い。
スタミナ苑の煮込みやテグタンとご飯でランチがあったらかなり嬉しいのだが。

上タン塩は旨いことは旨いのだが、いつもほどのインパクトが感じられない。
もっとジューシーで強烈な肉汁が欲しいところだ。

炙りレバは素晴らしい甘み。
最初は軽く炙って食べていたが、一切れ生で食べてしまうと、あまりの旨さにもう炙るなんてもったいないことはできない。
生でレバ独特の甘みを堪能した。

ミックスホルモン、上ミノ、ギアラといったホルモン類は新鮮さを感じる歯応えだが、今回は特筆したものは感じられなかった。
ハラミは今まで特上ハラミしか食べたことがなかったが、並ハラミ、上ハラミは平凡な印象は否めない。
最近はよろにくを筆頭にハラミが旨いお店が多いため、もう少し頑張って欲しいところだ。
ハラミ同様に普段は頼んだことのない切り落としや中ロースは隠し包丁の入れ過ぎ。。。

ヒレ肉は軽く炙る程度で食べたが、やはり旨い。
一切れを口いっぱいに頬張る贅沢が堪らないのだ。

スタミナ苑で初めて食べるミスジの登場には期待が高まる。
山葵醤油で食べるスタイルで、私の好みよりも若干厚切り。
うむうむ、確かに旨い。
ただ、焼肉屋さんでいつも思うのだが、何故ジャンボやよろにくのような感動まではいかないのだろうか。

〆はいつもの特選上カルビと特選上ロースのペア。
脂の甘みを舌の上で広げながら蕩けていく特選上カルビの旨さは説得力がある。
これこそが本当のカルビなのだ!

きつめのサシが入っていながらも、赤身の旨みも味わえる特選上ロースにも舌鼓をうった。
厚さがかなりあるため、絶妙な焼き加減が難しいが、間違いなく私の好きなサーロインだ。

足立区鹿浜、、、遠いんだ。
電車とバスだと尚更。
ただ、スタミナ苑にはそれでも来てしまう魅力があるだろう。
次回は車にするが・・・。