No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年8月29日 焼肉酒家 傳々

年に一度の焼肉の日(8月29日)にもかかわらず、焼きの予定なし。
自分を恥じていた私を救ってくれたのは妻の一言。
『今日は暑いから焼肉が食べたいね』
まかせんかーい!
時は既に15時を回っていたが、すぐさま携帯で電話をかけたのは傳々。
家族4人、意気揚々と車で月島へ向かった。
刺身盛合わせは、いつも通りレバ刺し、ミノ刺し、ココロ刺し、牛刺し、タンユッケ。
相変わらずどれも旨い。
特に今回のココロ刺しの食感・旨みは最高。

最初の盛合わせはタン元厚切り、タン元薄切り、ハラミ、イチボ。

厚切りのタン元はしっかりと旨みが閉じ込められていて、炭火特有の香ばしさがある。
サクサクとした食感と共に感じる旨みは最高級の証だろう。
薄切りのタン元は初めて食べたが、葱と一緒に。
これはこれで旨いかも。
ただ、個人的にはやっぱりタン元は厚切りで旨みを味わいたいかなぁ。

いつもは片面焼きで山葵で食べるハラミを今回は両面焼きでそのまま食べてみる。
むむむ、これはかなりの旨さ。
こっちの方がハラミらしさがあって、旨みも強く感じる。

この日のイチボはかなり繊細な味わい。
柔らかで、しっかり入った細かなサシが全くしつこくない。
感じるのは甘さと風味。

いつもは塩のホルモンを今日は塩とタレで。
ホルモン自体の甘みを味わうなら片面焼きのいつもの塩だが、両面焼きで香ばしくなったタレもまた旨し。


最近定番化しつつある卵をかけたハラミ。
ご飯が進んで仕方ない旨さだ。


サーロインの端っこは2種類のタレで。
薄切りですき焼きのようだ。
タレに負けないしっかりした甘みがあって何とも言えない旨さ。


お肉の入れ替えの中日ということで、種類は少なめだったのがちょっと残念。
だが、普段食べない色々な食べ方もまたいい。
美味しいお肉を食べて、私がプレゼントしたTシャツを着た息子も満足気であった。

この日、持って帰ったラー油"RAYOON"がかなり旨い。
餃子につけるなら石垣島ラー油に軍配が上がるが、ご飯や冷奴で食べるならRAYOONかも。
9月からネットと店舗で購入できるらしい。