No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年9月21日 炭焼喰人

あのシャトーブリアンが格安で食べれるとの情報を得た。
お財布を気にせず、シャトーブリアンを食べるために、いざセンター南へ。
ユッケはどこの部位を使っているのかと思うほど上質。
タレの甘さの中に、お肉の甘さもしっかりとしていて旨い。

赤身刺しは山葵醤油で。
くにもとに比べると厚切りの為、筋が若干気になるが、赤身の旨さはくにもとに負けてない。

ハチノス刺しは、胡麻油が若干きつめで、茹ですぎなのか柔らかすぎるので、もう少し歯応えが欲しいところ。

厚切り上タンは相変わらず他店を圧倒する厚み。
しかし、今回はその肉質もかつてないほどすごい。
綺麗なピンク色で、サシがたっぷりと入っている。
サクサクとした表面に歯を立てると、中心の柔らかな部分から大量の肉汁が溢れてきた。
過去に炭焼喰人で食べたタンの中でも、今回の厚切り上タンは最高のレベルだろう。

厚切り上ハラミは、しっかりした肉繊維にを噛み千切って食べる。
この噛み千切るという行為が、旨さをさらに高めてくれるようだ。
ちなみに塩で頼んだハラミを9割ほど焼き上げ、仕上げにシャトーブリアンのモミダレを絡めて、更に焼き上げる。
これが最高に旨かった事を付け加えておく。
ぜひお試しあれ。

いよいよシャトーブリアン
我々の注文は1人につき3人前(笑)
1皿目は薄切り(薄切りと言っても、いつもより若干厚めで0.5cm程度)をタレで。
あまりに旨くて、笑ってしまう。

2皿目は薄切りを塩で。
塩で頼むと山葵醤油もついてくるので、塩のみ、山葵醤油で、と両方の食べ方で食べたが、個人的には山葵醤油が好みかな。

3皿目は通常の厚み(1cm程度)を塩で。
私はタレで食べるのが一番好きなので、焦がさないために、最初はプレーンで5割程焼き上げたところでモミダレにくぐらせて、更に焼き上げた。
このボリュームのシャトーブリアンに一人でかぶりつくとは、何と言う贅沢。
想像以上の柔らかさで、この厚みが全く気にならない。
贅沢に頬張ると、いつも以上に旨みを感じられる気がする。


最後に山本店長がデザートとして出してくれたくれたのが、シャトーブリアンを使った塩ユッケ。
ありえない贅沢でしょう。。。
唯一残念だったのは、胡麻油がきつすぎて、旨みを感じにくかったことか。
通常のユッケタレで食べたら、いったいどんな感じだったのだろうか!?

それにしてもシャトーブリアンのCPの良さは、都内では真似できないレベルにあるのは間違いないだろう。
いつもながら良心的な価格設定には頭が下がる。
この企画の次回開催が気になって仕方ない。