No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年11月17日 和田

会社帰りにサッと夕飯(焼肉)を食べたい時に、まっさきに頭に浮かぶのが和田だ。
お肉の旨さ、居心地の良さ、そして値段の安さが魅力的である。
仕入れ日の火曜日に来たからには注文必須なのがレバ刺し。
滑らかでありながらほど良い歯ざわりで、甘みも素晴らしい。
鮮度抜群でお箸が止まらない。

今回の上タンは正直ハズレだろう。
前回が素晴らしかっただけに期待しすぎてしまった。
上タンに関しては、過去3回でかなりのバラツキが感じられる。

和田で一番のオススメといえばハラミ。
生の和牛のハラミが信じられない値段で食べられる。
しかも店主の拘りで、霜降りの素晴らしい部分のみ塩で、残りは全てタレでしか食べさせてもらえない。
(勿論タレでも十分旨いのだが、塩で食べたくなるのがハラミではないか)
今回は・・・。
『ツイてないね(笑)』と言いながら出されたハラミは、今回もタレ。
しかし、過去3回の中では一番の肉質なのが見て分かる。
これでも塩で出してくれないとは・・・(涙)
しかし、このハラミが旨いこと!
正直、このハラミだけ食べに和田に来たい位だ。
旨すぎる。

ハラミに続く和田のオススメは上ロース。
和牛のモモを使用しているのだが、この日は5番のトモサンカクだろうか!?
お肉の旨みが濃厚で旨い。
しかも何とも柔らかな肉質である。
ジャンボのロースと値段はほとんど変わらないが、今回の和田の上ロースには敵わないかもしれない。(今回は特にすごかったので。)

事前にお願いして用意してもらっていたのがサーロイン。
綺麗にサシの入った美しいサーロインは200g位あるだろうか。
予想に反してあっさりとした肉質で、どんどん食べ進められる。
“よろにく”や”傳々”のサーロインには当然敵わないが、値段を考えると驚きの肉質で素晴らしい。

上ミノは今回唯一の塩。
肉厚でザクザクとした食感で旨い。

いつものカルビクッパで〆たが、やっぱり和田は満足感の高いお店である。
何とか次回はハラミを塩で食べたいものだが。