2009年12月8日 肉のすずき

入口は冷蔵庫の扉。
恐る恐る扉を開けると、左手は厨房、右手はお肉のショーケース。
何とも気分を盛り上げてくれる演出である。
初めて聞く名前だが"東京和牛"が食べれる焼肉屋さんである。
レバ刺しは薄切りで、臭みもないが、旨みも少なめ。

上タンは生ではあるが、タン自体の旨みがあまり感じられない。
悪くはないのだが。

ハラミの食べ比べは、国産牛と和牛の食べ比べができる。
ただし、国産牛はタレで、和牛は塩で。
見た目から既に雲泥の差がある。
そりゃ差があるのは仕方ないが、もう少し質の高い国産牛じゃないと、和牛と比べる意味もないような気が・・・。
国産牛のハラミはコメントする程でもないので割愛させていただく。
和牛のハラミはなかなかといったところだろう。


並ロースはモモを使用しているが、赤身のコクは感じられない。
"ごく普通の焼肉屋さんのごく普通のロース"といった印象だ。

聞いたことがなかった名前が"鎧とうし"。
なんでも、ザブトンの隣辺りだそうだ。
ちょっとサシがきついが、蕩け具合もなかなか。

友三角は柔らかで風味もあり、これは旨い。
これは塩ではなくて、タレで食べてみたかった。

ハツは薄切りで脂付きのタイプ。
これは・・・、コメントが難しい平凡な一品。
ただ、二度は頼まないだろう。

最後のシマチョウは普通で悪くはない。

お肉は平凡な物が多かったが、この日は焼肉道を極めんとする者だけでの会であり、非常に楽しむことができた。
ちなみに、この日焼いた3人の今年の焼き合計回数は約300である。