No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年1月19日 和田

先日のトラジのハラミは実に旨かった。
ただ、ハラミと言えば忘れてはいけないお店がある。
そう、和田だ。
今回は予約の段階で塩ハラミの確保をお願いしておいた。
入荷したてのレバ刺しは濃厚な甘みがあって、プルっとした食感も良い。
相変わらずレバ刺しのレベルが高い。

上タン塩は当りの時とハズレの時のバラツキが激しいが、今回は中間よりちょっと上といった感じ(笑)
それでも値段を考えると十分すぎる旨さ。

いよいよ塩ハラミ。
先客達の注文から守ってもらっておいたハラミは見事な姿。
焼き上げられたハラミの旨さは格別。
旨みは濃厚で、肉繊維も非常に柔らかで、ほど良い歯応え。
4回目にしてやっと本物(一度食べた塩ハラミは、タレハラミ用のハラミを塩味で食べただけ。)の和田の塩ハラミを食べられた。
う〜ん、素晴らしい旨さだ。
ますます和田にはまってしまいそうな予感。

無理やりお願いして、このハラミをタレでも出してもらった。
当然のことながら、おじさんには怒られた。。。
しかしタレで食べてもやっぱり旨い。
ちなみに基本的にハラミはよく焼いた方が好きなのだが、和田のハラミはよく焼いても、ちょい焼きでも非常に旨い。
ちょい焼きでこんなに旨いハラミは他にないのではないか!?

ロースはシンシンっぽい部位が登場。
タレに負けていない風味があって、しかも旨みが非常に濃い。
ジャンボのシンシンに匹敵する旨さだ。
しかし値段を考えると和田に軍配があがる。
この肉質、量で値段は980円。
並ロースで和田を凌ぐお店を私は知らない。

上ミノも今回はタレで注文。
しっかり入った隠し包丁でサクサクとした食感がさらに引き立っている。
これも相変わらずの旨さ。

ちなみに和田は上タンやハラミなどはお代わりさせてもらえない。
しかし、ガッカリすることはない。
ロースはお代わりができるのだ。
勿論我々はロースを2人前お代わりしたのだが、おじさんはサービスで3人前にしてくれた。
こんなに安い上にサービスまでしてくれるとは。。。
お客の立場ながら、儲かっているのか心配になってしまう(笑)