2010年7月9日 和牛焼肉 KIM
焼肉屋さんの楽しみ方は色々あると思うが、何度もお店に通って、自分の好みを理解してもらって、『お任せ』を出してもらえるのは特に満足度が高いのではないだろうか。
今回、特に衝撃的な『お任せ』に出会ったので、以下に紹介したい。
※サラダやキムチ等の肉以外メニューについては相変わらずコメント無し
冷製牛もつ煮込み
さっぱりとしていながら、牛もつの力強さがしっかりと残っていて旨い。
焼肉屋さんでは珍しい季節感も感じられるのがいいね。
満足度 4
白センマイ刺し
三杯酢の優しい味付けで、ゆうじのセンマイ刺しに非常に似ていて旨い。
特に生姜のアクセントが素晴らしい。
満足度 5
ユッケ
タレの甘みが強く感じる方もいるかもしれないが、個人的には好きなタイプ。
お肉自体の旨みも非常に濃厚。
満足度 4
レバ刺し
レバ刺しは生と炙りの2種類の食べ比べ。
臭みがなく、鮮度の良さが伝わってくる。
炙りよりも生の方が、やはり甘みが強い。
満足度 4
タン刺し
見事なタン元を使った贅沢な一品。
黒タンらしい旨み、歯応え、共に最高である。
満足度 4
細切りタン刺し
先程と同じタン刺しを細切りで。
食感の違いがあって非常に面白いが、個人的には通常のカットの方が好みかな。
満足度 3
ハラミ刺し
ハラミ刺しは臭みが出易いと思うが、"KIM"のハラミ刺しは臭みなど皆無。
舌にじんわり伝わってくる味わいと、噛み締めた時の旨みのバランスには驚いた。
満足度 4
イチボ刺し
赤身とサシ、熟成具合、とにかくバランスが素晴らしい。
一皿食べたくなる一品。
満足度 5
タン元
圧倒的な迫力を持ったタン元が登場した。
一本の黒タンから数切れしか取れないであろう。
遠慮なく押し寄せる旨みの洪水に完全に飲み込まれてしまった。
満足度 5+
サーロイン（厚切り）
個人的に、3番程度のサーロインであれば厚切りが旨いが、5番のサーロインは薄切りの方が好きなのだが。
とにかく"KIM"の厚切りのサーロインはしっかりとサシが入っているのにしつこさが全く無く、いくらでも食べれそうな旨さ。
恐らく雌牛を使っているのだろうが、ここまで旨いのは驚愕。
完全にメーターを振り切ってる。
満足度 5++
ハラミ
ごっつい塊で登場。
旨みもある肉汁と繊維のしっかりした肉繊維だが、他のレベルが高すぎて印象が薄くなってしまった。
満足度 3
ミノ
ザクザクした歯応えが印象的。
満足度 3
シビレ
ぷるぷるの食感で、非常にミルキー。
最近旨いシビレを出すお店が増えたが、その中でも抜きん出ている。
満足度 4
タンの煮込み
ビネガーで煮込んであるのだが、豚の角煮のような味わい。
個人的には非常に好み。
満足度 4
シャトーブリアン
厚切りとも薄切りとも呼びにくい、微妙な厚さのシャトーブリアン。
最高級の部位に相応しく、想像以上の食感と旨み。
贅沢ここに極まれり。
満足度 5+
巻き
とにかく蕩ける食感が強烈。
口いっぱいに広がる甘みに酔いしれるのみ。
満足度 5
肩三角
綺麗な隠し包丁が入っているが、筋っぽさが残っているのが残念。
タレの香ばしさとお肉のマッチングは素晴らしいのだが。
満足度 3
お肉のスープ
ぶつ切りのお肉がゴロゴロ入ったスープ。
出汁がしっかり効いていて旨い。
うどんを入れて食べてみたいなぁ。
満足度 4
タテバラ握り
タテバラ特有の濃厚な甘みとシャリのバランスにため息が漏れる。
100点満点の握りで、減点対象が見つからない。
満足度 5
レバ軍艦巻き
良い意味でのレバ臭さがあって、甘みも強い。
軍艦巻きというのが面白いが、これは間違いなく『あり』だろう。
満足度 4
ミスジ
タレの違いであるにせよ、"ジャンボ"系に迫る極上のミスジ。
白金一のミスジは"ジャンボ白金"だろうか、"KIM"だろうか。
ミスジ戦争勃発。
満足度 5
内モモ
モモらしいしっかりとした味わいがある。
モミダレとの相性も良く、焼肉としての完成度が高い。
満足度 5
サーロイン（薄切り）
ここまで食べても2枚、3枚と食べれてしまう驚愕のサーロイン。
旨みを重視するなら厚切りだが、薄切りの蕩ける食感もやはり捨てがたい。
満足度 5
ギアラ
肉厚なギアラで甘みが強い。
満足度 4
センマイ
刺しで食べたセンマイほどの感動は得られず。
満足度 2
コプチャン
たっぷりとついた脂の甘みは強いが、若干皮の歯切れが悪い。
満足度 3
カツカレー
スパイスの香りが心地良い本格的なカレーは、なんとカツカレー。
しかもハラミカツのカレーだ。
ハラミカツの衣はカリッと揚がっていて、ハラミの食感も損なわれておらず、非常に旨い。
満足度 4
焼肉激戦区の白金の勢力図が変わるどころか、東京全体の焼肉勢力図が完全に変わってしまった。
とにかくすご過ぎる。。。
