No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年9月28日 赤坂 みすじ

他社の方と焼きながらの情報交換会。
会場は私の会社から近い"みすじ"をセレクトさせていただき、注文は半田さんにお任せ。
センマイ刺し
シコシコとしたセンマイは、旨みより歯応えを楽しむ極上部位。
これだけで赤坂一と呼べるのでは!?

イチボ刺し
舌の上にねっとりとした甘みが残る。
しつこさは皆無。

ぶつ切りユッケ
前回のユッケが驚異的な旨みが溢れていたので、それに比べるとちょっと差があるかな。
しかし十分高レベルなのは間違いない。

シャトーブリアン
極上品ではないが、かなりの上物。
ステーキ屋さんは別として、焼肉屋さんではなかなか食べれないだろう。
繊細な肉繊維が1本1本ほどけていくような感じ。
値段からは考えられない旨さ。

ハツ
鮮度の良さが伝わるザクザクとした食感。
ほのかに感じる鉄分っぽさが好み。

タン元
一面にサシの入った姿は、ピンク色でどこか色っぽい(笑)
1本のタンから贅沢に削りだした極上部位は、最高の歯応えで、肉汁も素晴らしい。

上ハラミ
厚切りのサガリで肉繊維に詰まった肉汁が一気に溢れる。
さっぱりとしていながら、濃厚な旨みもある。

並ロース
信じられないだろうが、並ロースが肩芯なのだ。
こんなお店が存在するとは。
オーダー必須。
ぜひ食べて感動して欲しい。

ミスジ
並、上、特上と3種類あるミスジの中の並。
見た感じは、筋が口に残りそうであったが、見事なカットで素晴らしい食感。

ツチノコ
薄切りタレのヒレはやはり旨い。
他の部位には無い食感はさすが。

シルクロース
見事な脂肪交雑。
世の中の主流が赤身になっても、日本でしか食べれないこの旨さを忘れないで欲しい。

リブロース
恐ろしく厚切り。
薄切りだったら蕩けてすぐになくなってしまいそうだが、厚切りのおかげで十分に噛み締めることができる。
驚くほど脂がさっぱりとしていて、得体の知れない旨さ。
やばい。

巻き
間違いなく甘さNo.1。
ご飯のソースになりそうなほど。

シビレ
ぷるぷるとした食感。
臭みもなし。

ミノ
シコシコした食感を活かす見事なカット。
味付けも申し分なし。

情報交換をし忘れるほどの旨さ、驚き。
焼肉の魔力にはまってしまう。