No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年10月22日 神泉ホルモン 三百屋

下心だらけの人ごみをかきわけ、渋谷の道玄坂をてくてく歩く。
彼らに負けない下心を持った私の欲求は、ホルモンにしか向かってないのだが。
ハツ刺し
臭みもなく歯応えもなかなか。
薬味代わりの干し海老の塩気がかなり好き。
スタートには上々の出来栄え。
中毒度 4

センマイ刺し
葱とキュウリの食感もプラスされ、シャキシャキ感がたまらない。
『センマイは焼くより生が旨い』とやはり感じてしまう。
中毒度 4

酢もつ
酸っぱいものがあまり好きではないのだが、そんな私にも程よく感じる酸味。
ホルモンの旨みがもう少し強く出て欲しい。
中毒度 3

もつ煮
優しい味わい。
しかし"ゆうじ"のもつ煮には遠く及ばない。
中毒度 3

シビレ
味わいは濃厚だが、最近鮮度の良いシビレが多いことを考えると普通かも。
中毒度 3

タンスジ
しっかり焼くと筋の甘みが滲み出てくる。
及第点。
中毒度 3

ハラミスジ
ハラミらしい食感ではないが、確かに旨い。
香ばしく焼くほど旨みが出てくる。
中毒度 4

上ミノ
ザクザクとした食感。
最近好きなカット。
中毒度 3

ホルモン
縞のはっきりしたシマチョウで、鮮度の良さが伝わってくる。
脂の甘みも強く、皮の歯切れも素晴らしい。
中毒度 4


厚切りハラミ
"炭焼喰人"を彷彿させる見事なハラミ。
しっかりした肉繊維で、肉汁の量もすごい。
店主の焼き指南で、若干焼きが足りなかったのが残念。
中毒度 5


ハチノス
下茹で柔らかくなったハチノスを濃い目の味噌ダレがなかなかの相性。
中毒度 3

コプチャン
コプチャンにこの味噌ダレはちょっときついかも。
中毒度 2

厚切りロース
サシが少な目のイチボが登場。
見た目とは裏腹に、赤身自体の柔らかさと、ガツンとくる旨み。
おお〜旨い。
中毒度 4

肉欲を満たして道玄坂を降りる頃、下心だらけの人ごみは、まだまだ衰える気配がなかった。。。