No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年12月2日 虎の穴 恵比寿店

会社の先輩が人間ドックでひっかかった。
正直に食生活を話したところ、焼肉は控えなくてはいけないらしい。
何故???
理解不能
焼肉って身体に良いもののはず。
何も分かっていない医者は放っておいて、最も身体に良さそうな焼肉屋さんに先輩を案内した。
今回も辛さんお任せだが、今回は特にハラミが良いみたいで、気分が高まる。
レバ刺し
初っ端から飛ばしすぎ。
ぷりぷりの食感で、今まで食べてきたレバとは一線を画す。
中毒度 5

センマイ刺し
シャキシャキの食感。
キュウリとの相性も抜群。
中毒度 4
(何故か写真を紛失。。。)
ハラミ筋煮込み
なんとも深〜い味わい。
柔らかく煮込まれたハラミ筋も旨い。
中毒度 4

飛騨牛ガリ
名門のサガリのような塊で登場。
タタキ風に軽く炙って、2種類の味付けでいただく。
生のニンニクに負けない力強い旨みが印象的。
中毒度 5



飛騨牛ガリ
今度は違ったカットで。
こちらは先ほどより火をしっかり通していただく。
肉繊維がしっかりしていて、肉汁の旨さが特筆もの。
中毒度 4

飛騨牛ハラミ
いわゆる特塩である。
辛さんの焼きも完璧。
濃厚でいながら、澄んだ感じの旨みがある肉汁。
肉繊維を噛み切る歯応えも最高。
中毒度 5

ガリの筋
気分転換にこちらはタレで。
筋をここまで旨く食べさせてくれるのは"虎の穴"だけではないだろうか。
中毒度 3

ホルモン鍋
巷によくあるコプチャンのモツ鍋ではない。
モウチョウをコムタンで出汁を取ったスープで食べるのだ。
しかも全ての食材に手抜き無しで、キャベツ、ネギ、ニラといった野菜を食べる分づつ鍋に投入していく。
野菜毎の最高の食感と、モウチョウの旨み、どれも初めての体験。
最高に旨い。
こんな旨い鍋久しぶりに食べた。
モウチョウを食べ尽くした後は頬肉も投入。
冷凍ではなく生の頬肉のサイコロカットは、レアでは最高のプリプリ感、もう少し煮込むと柔らかで、しっかりした旨みを感じさせてくれる。
〆の麺と雑炊のダブルフィニッシュは至福のひと時。
中毒度 5



焼肉を食べながら思ったのだが、辛さんほど焼肉に対して本気の人がどれだけいるのだろうか。
焼肉好きだけでなく、焼肉屋さんにも食べて欲しい焼肉がここにはある。