No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年2月17日 炭焼喰人


色々なお店で色々なお肉を食べてきた。
そんな中で昨年出会ったのが"西洋料理 島"のシャトーブリアン
焼肉屋さんのロースターで、どこまで近づけるのだろうか。
あくなき探究心が、厚切り肉部門不動のNo.1である"炭焼喰人"に足を向けさせた。
レバ刺し
レバも勿論のこと、お皿もしっかりと冷やしてあるのが嬉しい。
甘みは弱めだが、ぷりぷりの食感は確か。
悶絶度 3

ユッケ
甘めのタレにお肉自体の味が消されていないのが、肉質の良い証拠。
生肉好きはお試しあれ。
悶絶度 4

厚切り上タン
"炭焼喰人"では、極上のタン元をウェットエイジングドライエイジングで食べ比べが出来るのだ。
同時に食べ比べてみると、違いが分かりやすいのではないだろうか。
個人的には、ウェットエイジングの方はプルンとした食感が特徴的で、ドライエイジングの方はジューシーさは劣るが風味が強い感じがする。


悶絶度 4
厚切り上ハラミ
ハラミの王道をいく食感で、荒々しささえ感じる食感と肉汁にDNAが刺激される。
悶絶度 4

特選赤身ステーキ
クリの部分を贅沢なカットでステーキ状に。
厚みがあるのに片面焼きで食べたが、驚くほどお肉自体の味が濃く、程よい噛み応え。
肉質、量、値段どれをとってもオススメしたい。
悶絶度 5


シャトーブリアン
今回の主役であり、この肉の山を登る為にここまで来たのだ。
厚さは約9cm、重量は約500g、極上の雌牛のシャトーブリアンの山が目の前に。
炭火で出来る範囲の弱火で、40分以上かけてじっくり焼き上げる。
火を入れるのは上下の2面のみ。
ぷるんぷるんの肉塊は、トングで持ち上げると自重で千切れてしまいそうだ。
焼きあがりは我ながら上出来。
綺麗な断面に塩を振りかけ豪快にかぶりつくと、肉繊維がほろほろと崩れ、口の中は肉汁に満たされる。
旨みは濃厚で、薄切りでは決して味わえない食感は贅の極み。
悶絶度 5++




厚切り上ロース
厚切りシリーズの最後はイチボ。
火が入るにつれ丸みを帯びていく肉塊に目は釘付け状態。
薄切りとはまた違ったイチボの世界がそこにある。
悶絶度 3



今回も塊祭りであったが、とにかくシャトーブリアンはすご過ぎた。
私の焼き人生の中でも衝撃度はトップクラスだろう。
近々今回を越える塊祭りを開催したいので、参加者募集中!