No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年5月17日 ジャンボ 本郷店

『割引』という文字にめっぽう弱い私。
元の値段が分からない割引には見向きもしないが、元の値段がしっかり分かって信頼できるお店の割引には行かねば気が済まない。
ジャンボ本郷店もめでたく1周年。
そして、1周年を記念して半額とはなんとも太っ腹。
いつもお任せでお願いしているが、今回は単品で怒涛の希少部位ラッシュをかけた。
上タン
タンの旨さである肉汁と歯応えがしっかり。
香ばしさを加える焼き加減がオススメ。

野原焼き
しっかり火を入れても、柔らかな食感は健在。
モミダレというか割り下が抜群で、お肉と卵との相性が完璧。

ハラミ
角型ロースターだと焼くのが難しい。
それ故、焦がさずに香ばしさとジューシーさを兼ね備えた焼き具合に仕上げられた感動はひとしお。

ウワミスジ
ふんわり柔らかな食感はさすがだが、お肉の味が少し弱いかも。
ただし、焼肉としては完成度が高く旨い。

シンシン
ほぼレアでぱくり。
幸せじゃ〓。

ザブトン
タレじゃなく塩。
口の中で一気に爆発する破壊力。
タレでも食べたかった。

トモサンカク
地上最強の白米のお供。
生でご飯を巻いてよし。
片面焼きもよし。
両面軽く炙ってもよし。

シャトーブリアン
半額という言葉で強気になって、塩でもタレでも注文。
塩はわさび醤油で食べる。
う〓ん、言葉を失う。

塩で感動したが、真骨頂はやはりタレだった。
ふんわり感とジューシー感、そしてお肉の旨みが脳に響く。

ミスジ
いつも通りのジャンボのミスジ
つまり圧倒的に旨いってこと!

カイノミ
ジューシーさがあり、適度な噛み応えが、良い口直し。

ヒレ
シャトーブリアンよりもサシの甘みが強い。
タレとの相性が抜群。

ガリ
鉄分を感じる肉汁が印象的で、奥歯を押し返す肉繊維の弾力が完璧。

芯ロース
久しぶりに頼んだ芯ロース。
リブロースやサーロインとは一味違った味わい。
これは前半に頼んで、適度な食感と脂の甘みを堪能すべきか。

間違いのない血統。
篠崎本店のDNAを100%受け継いだ名店が本郷にある。
今回はお祭りのような忙しさのようだったので、次回はゆっくりDNAの進化を堪能しにこよう。
若、一周年おめでとうございます。