No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年5月21日 和牛焼肉 KIM

先日の"ジャンボ本郷店"の時も書いたが、私は基本的に『割引』という言葉に弱い。
"KIM"も1周年記念ということで、和牛コースがお得だったので、和牛コースをちょっとアレンジしてもらった。
イチボ刺し
融点が低く、滑らかな舌触り。
肉質を考慮したカットで最高の肉刺し。
満足度 5

内モモのタタキ
タタキにすることで変化する味わい。
しっかりした味わいで、何もつけずとも十分。
満足度 4

ユッケ
口の中ですぐに蕩けてしまう食感。
ただし、タレがいつもより甘みが強く感じるので、ちょっとしつこいかな。
満足度 3


トモサンカクの塩ユッケ
甘みのある部位だが、塩の味付けでギュッとしまった感じ。
これがすごく旨い。
満足度 5

トロ握り
タテバラであろうか。
小振りのシャリも程よく、バランスが抜群の握り。
満足度 4

炙り握り(ウデ)
香りが鼻に抜ける。
炙り加減も絶妙。
満足度 3

シャトーブリアン
私が最も好きな部位の1つ。
他のお店ではなかなか味わえない最上等級の雌のポテンシャルを100%味わう為のカットと味付け。
黒毛和牛の旨みはここに詰まっている。
満足度 5

リブロース
サーロインやリブロースは間違いなく好きな部位だが、最近どっちかというと厚切りより薄切りが好きになってきた。
しかし、"KIM"のそれは間違いなく厚切りが旨い。
こんなジューシーで、旨みが口の中で爆発するようなリブロースは高級ステーキ屋さんでもなかなか食べれないのではないだろうか。
まして焼肉屋さんではお目にかかれないと思う。
満足度 5+

上タン
タン元の綺麗な薄切り。
生のタンらしいサクサクした食感だが、薄切りなので旨いの濃い肉汁が弱い。
やはり"KIM"のような極上の生黒タンは厚切りで食べたいなぁ。
満足度 3

肩ロース
適度な弾力があり、甘みが弾けるように広がる。
レア焼きでもよく焼きでも旨いのは、肉質のおかげだろう。
満足度 4

ササミ
ササミ特有の肉繊維の食感が非常に細かい。
牛のエネルギーを感じさるジューシーさ。
満足度 4

ハラミ
タレでは焼くのがちょっと難しい厚さ。
肉繊維もプリプリしていて、肉汁も豊富。
満足度 3

内モモ
タレに負けないコクのある味わい。
食感も旨みもこれ以上ないレベル。
満足度 5

ミスジ
ミスジはサシが入っていてもかなりあっさりいける部位だが、このミスジは脂がちょっと強い。
カットがいつもより薄く感じるが、サシの入り具合での調整であろうか。
満足度 3

トモサンカク
赤身のコクと細かなサシの甘みのバランスがすごくいい。
刺身でも食べたくなるほど。
当然焼いても激ウマ。
満足度 4

イチボ
トモサンカクよりもあっさりとしていて、赤身の旨みもより濃厚。
満足度 4

ザブトン
細かなサシが均等に入った極上のザブトン。
サシを溶かす程度の炙りが、最高の口解けへの切符。
満足度 5

子供が食べていたのは内モモ、イチボ、ササミ、肩ロースの盛合せ。
子供には贅沢過ぎたな(汗)

"KIM"は、出てくるお肉を考えると、普段から決してCPは悪くないが、それにしてもこの割引の値段はすごい。
次回はまたお任せにしてみようかな。
(参考)Yakipedia by BMS12
○満足度
読んで字の如く、BMS12個人が以下にその肉で満足したかのバロメータ
その時の気分で中毒度、悶絶度、感動度等のパターンもある。
以前はμ(期待値、平均値)を3程度にしていたが、お店によるσ(ボラティリティ、ばらつき)やロングテール部分をもう少し表現したい為に、μを2程度に変更した。