No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年10月19日 Cossott'e

お恥ずかしながら、オープンした頃はそれほど感動しなかったお店なのだが、その後の訪問でどんどんその素晴らしさに魅了されたお店が"コソット"である。
単品オーダーで十分そのクオリティとCPを体験することはできるが、"コソット"のすごさを100%味わうなら、やはりお任せが良いだろう。
今回は当日急に思い立って、22時頃からの緊急焼きを決行。
勿論、今回もお任せである。
タン
風味豊かで、口の中で広がる肉汁に旨みがたっぷりと乗っている。
贅沢な極上黒タン。
満足度 5

センマイ
生での提供ができないので、サッと軽く炙って食べてみる。
シャキシャキのセンマイの食感は素晴らしく、味付けも抜群に旨い。
満足度 4

友バラ
厚切りだが、隠し包丁のおかげで非常に食べやすい。
ジューシーでたまらん。
満足度 4

タン筋
強めに火を入れると筋の甘みが良く分かる。
臭みが全く感じられないすごさ。
満足度 3

ササミ
辛味噌の味付けなのだが、これが実に相性が良い。
お肉と辛味噌のコクが染み渡る。
満足度 4

ハラミ
肉繊維からの自己主張が実に心地良い。
旨みの純度が高いよ、これ。
満足度 5

カイノミ
隠し包丁で筋切りされているのだが、これが嫌味じゃない程度の絶妙さ。
肉繊維に旨みが詰まっているのがよく分かる。
満足度 4

上ミノ
ザクザクした食感で、さっぱりとした旨さ。
満足度 4

ヒレ
まさに雌の5番。
ヒレ好きの心を揺さぶるたたずまいに、思わず小躍りしてしまう。
繊細でありながら、力強く押し寄せる旨みに感動。
満足度 5

プルコギ
若干ジャンクでありながらも、癖になる味付け。
それを支えるのは、どこまでも上質な肉質。
このミスマッチが実はベストマッチ。
満足度 4



内モモ
しっとりとした肉質で、芳醇な香りがゆっくりと広がる。
満足度 4

三角バラ
三角バラ特有のサシのアタリは弱め。
焼肉としては間違いなく旨い。
満足度 3

コソット茶漬け
〆の一品目。
さっぱりと〆るには最高。
満足度 4


カスうどん
関東ではあまり見かけないカス。
コクのある出汁がしっかり出てる。
ただ、もう少し旨いうどんの麺で食べたかった。
満足度 3

今回2回目のお任せだが、部位毎に違ったカットは勿論だが、特筆すべきはその味付け。
部位の特徴を活かしながら、肉好きを最後まで飽きさせない変化に富んだ味付け。
肉好きは虜になってしまうだろう。
実は今回は込山さんがいなかったのだが、それでこのレベルである。
恐ろしいポテンシャル。
次回訪問が待ち遠しい。