No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年11月14日 和牛焼肉 KIM

焼肉屋さんと焼肉を食べる『焼肉勉強会』は、非常に勉強になることが多い。
今回、お店には訪問していたのだが、お話しするのは初めての焼肉屋さんと『焼肉勉強会』。
テール煮込み
骨をつかんで、ホロホロに煮込まれたテールにかぶりつく。
スパイスが効いているが、それがお肉の甘みを引き立ててくれる。
満足度 4

ローストビーフの握り
ヒレのローストビーフを握りに。
しっとりとした食感で、ガツンとくるインパクトはないが、間違いのない旨さ。
満足度 3

ローストビーフユッケ
同じくヒレのローストビーフでユッケ風に。
火の入り具合の違いが、食感のアクセントになっている。
握りよりもこちらの方が、ローストビーフ自体の旨みと食感を楽しめる。
満足度 4

ビーフシチュー
焼肉屋さんとは思えない。
ゴロゴロ入ったお肉の旨いこと。
持って帰りたいよ。
満足度 4

肩三角
厚切りの肩三角だが、肉汁が出過ぎないような幅のある隠し包丁。
肉繊維を断ち切る感触と、噛めば噛むほど伝わる旨みが印象的。
満足度 4

イチボ
虎柄に入ったサシに心躍ってしまう。
コクがあって、旨みが非常に強い。
満足度 5

特選タン
敢えてネギ塩で揉まれたタン元。
やはりネギの甘みとタンの相性は抜群。
何とも贅沢なネギタンと言える。
満足度 4

特選ハラミ
しっかりした肉繊維で、ハラミらしいハラミ。
添えられているトロロご飯と一緒に食べると、お箸が止まらなくなってしまう。
満足度 4

ヒレ
ヒレの筋という事だが、トロロご飯との相性を考えて、強めに香ばしく焼き上げる。
筋があることはあるのだが、口に残るような筋ではない。
トロロご飯との相性は塩物3種類の中では1番。
満足度 4

ヒレサラダ
野菜嫌いの肉好きは多いと思うが、こんなサラダを食べたら、病み付きになること間違いなし。
信じられないことに、ヒレのローストビーフヒレカツのサラダなのだ。
あっさりとしたサラダに、パンチが加わった最高のサラダ。
満足度 5


えんぴつ
えんぴつ部分を切り出して提供してお店は少ないと思う。
"ぱっぷHOUSE"とか懐かしくなるのだが、ジュワッとしながらも独特の食感が面白い。
満足度 4

リブ芯(厚切り塩)
高級ステーキ屋さんで見かけるようなリブ芯。
脂が強いが、しつこくはないので、脂の甘みと赤身の旨みを堪能。
満足度 5

リブ芯(薄切りタレ)
贅沢なボリューム満点のカット。
赤身の旨さとサシのバランスが素晴らしいのだが、タレがちょっとしつこく感じさせる。
"くにもと"のようなタレで食べてみたい。
満足度 4

リブ巻き
口に含んだ瞬間に一気に広がる甘みは、まさに巻きの特徴。
赤身部分の味わいは感じにくいが、黒毛和牛らしい脂の甘みが際立っている。
満足度 4

内モモ
しっとりとしていて、しみじみと旨さと感じる。
もう少し厚切りでも食べたくなるほどの肉質。
満足度 5

ミスジ
定番メニューながら、やはり安定したハイレベル。
最近ミスジの食べ方はかなり狭くなってきてしまっているように感じるが、薄切りタレ以外の新境地はあるのだろうか。
満足度 4

ザブトン
赤身好きには物足りないかもしれないが、やはりザブトンの食感と味わいのバランスは好きだなぁ。
満足度 4

シャトーブリアンのローストビーフ
巷で見かける薄切りのローストビーフではなく、1cmはある厚切りのローストビーフ
しかもヒレのど真ん中のシャトーブリアン
お肉と茸類の旨み成分が凝縮されたソースもすごい。
コースのメインではなく、この1品だけでも勝負できるだろう。
満足度 5

リブロースのチャーハン
〆はチャーハン。
かなり満腹だったが、あっさりと完食。
満足度 3
こんな素晴らしいコースを焼肉屋さんと一緒に、色々な話をしながら食べれるとは、なんて幸せなことであろうか。
今回の勉強会に参加してくれた焼肉屋さんの話も非常に興味深かったし、感謝したい。
心の中での応援くらいしかできないが、これからも頑張って欲しい。