2012年2月21日 静龍苑
何度行っても変わらない昔ながらの『The下町焼肉屋』といった外観は、焼肉好きの気持ちを高ぶらせるには十分だろう。
ところが、店内に入ってビックリ。。
お座敷が無くなってる!
しかもロースターが無縁ロースターに!!
焼肉屋さんには厳しい市場環境だが、こうやって設備投資できるほどお店に元気があるのは本当に嬉しいね。
当然この日も満席。
千枚
シャキシャキっぽさが弱く、少し水っぽい。
満足度 2
あぶりユッケ
卵の黄身が別盛りになっているので、炙ってから黄身を絡ませる!?
お肉はミンチ状で噛み応えはないが、ジャンク的な味付けで、これはこれですごく旨い。
満足度 4
ミノ塩
分厚いカットにしっかり入った隠し包丁、そしてパンチ力のある塩ダレ。
条件は揃っていたが、食感が弱いかな。
満足度 3
タン塩
中タンが売り切れの為、タン塩のみ注文。
ちなみに"静龍苑"のタンは3種類あるのだが、タン塩は一番上のクラスなのだ。
プルプルの滑らかな舌触りと、表面の香ばしさが何とも言えない高揚感をもたらせてくれる。
タンの旨みではなく、タンの肉汁とネギの甘み、そして食感で楽しませてくれる。
満足度 5
上カルビ
三角バラっぽいかな。
脂の蕩け具合は抜群だが、その脂の甘みは弱めなのが残念。
満足度 3
上ロース
こちらは友三角っぽいかな。
まろやかで優しい味わい。
適度な厚さのあるカットが、お肉の味を引き出しているよう。
満足度 4
ロース
赤身の味がそれほど強くないが、さっぱりとしていて食べやすい。
満足度 3
カルビ
脂が強いが、甘みは弱い。
タレがしっかりしているので、ご飯片手に頬張るのが正解。
満足度 3
コブクロ
ごく普通。
満足度 2
相変わらずインパクトの強い味付けに圧倒されながらも、トラディショナルで綺麗な盛り付け、そしてタンには衰えが全く感じられない。
ちょっとした反発心から、昔のもくもくロースターを懐かしんでみたが、やはり無煙ロースターの快適さには嘘はつけない。
やはり名店である。