No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年4月17日 おやじ

最近発作的にホルモンが食べたくなることがある。
ホルモンが食べたくなった時は、"ゆうじ"か"虎の穴"が私の救世主なのだが、今回は時間が中途半端なので、近場の"おやじ"へ。
シビレ
冷凍して固められたシビレは、"おやじのせがれ"のそれよりも少し薄切り。
臭みはないが、プルプルとした食感を楽しみにしていた私にはちょっと残念。
満足度 3

ガツ
食感が特徴的で、まさにホルモンを食べていることを思い出させてくれる。
塩が濃いが、これはこれであり。
満足度 3


ハツ
鮮度の良さがしっかりと伝わってくる食感で非常に旨い。
惜しむらくは、こちらも塩が強い。
満足度 4


ヤン
皮を剥いて白くしたヤンは珍しい。
臭みはなく食べやすいが、もう少し歯切れの良さを求めたい。
満足度 3


ミノ
いままで塩だったが、ここから甘みのあるタレへ。
おやじのミノと悩んだ挙句に注文したミノだが、出てきたのはミノサンド。
ミノの食感も良いし、脂甘みとタレのマッチングが、ホルモン焼きの醍醐味を教えてくれる。
満足度 4


ホルモン
シマチョウかと思ったらコプチャン
フワフワの脂がたっぷりで、脂は最後に軽く焼いて、皮ではなく脂の甘みを楽しむ焼き方を推奨されるが、ここは素直に従うべし。
これは至福の味わい。
満足度 4


ハラミ
ミノやホルモンのモミダレとは違った少し酸味を感じるモミダレで、〆には丁度いい。
ハラミ自体も悪くなく、普通に旨い。
満足度 3

自分の食べたい部位とオススメの部位を注文したのだが、味付けも塩から始まり、こってりのタレ、さっぱりのタレと言ったように、流れを感じさせてくれる提供の仕方。
これが実に心地良い。
味付け全般がどれも濃いと感じる人もいるかもしれないが、個人的にはこれはこれで好きだし、ホルモン自体も鮮度の良い。
何より、会社からすごく近いのがいいのだ。