No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年4月23日 Cossott'e


ここ3回ほど連続して"コソット"の訪問は、焼肉屋さんと一緒である。
私のような素人からすると、焼肉屋さんと一緒に焼肉を食べると非常に勉強になるのだ。
そして、今回は久しぶりに、カウンターで込山さんと話しながら焼けるという特等席。
これで、その日のお肉以外の全ての条件が整った。
あとはどんなお肉が食べれるかだ!
レバ
ぷるんとした食感で甘みもしっかり。
これがもうすぐ食べれなくなるなんて・・・。
満足度 4

スペシャ
炙って食べるロース。
タレが甘いのだが、それ以上に甘いのがお肉。
さらっとした軽い脂が上質の証。
満足度 5

焼きしゃぶ(シンタマ)
赤身のしっとりとした旨みが、ポン酢に負けていない。
お肉自体のポテンシャルが高い。
満足度 4

焼きしゃぶ(サーロイン)
シンタマから一転して、びっしりとサシの入ったサーロイン。
スペシャルに比べて厚めのカットなので、脂を強く感じるが、おろしポン酢がさっぱりと食べさせてくれる。
満足度 4

タン元
厚切りのピンク色のブロックは、火が入るにつれて、圧倒的な存在感を放ってくる。
一噛み毎に口の中で弾け飛ぶ旨みを味わうと、火傷を恐れる自分が恥ずかしくなる。
満足度 5

ササミ
厚切りで、バラ特有のジューシーさを最大限味わえるカット。
しつこさを感じない脂質。
満足度 4

肩バラ
ササミよりも味が乗っている印象。
バラが続いてもしつこさを感じないのが、これも上質な脂質のおかげだろうか。
満足度 4

トモスネの塩麹づけ炙り
塩麹がお肉の味わいを深め、肉繊維をも柔らかくしてくれているように感じる。
風味があって、はまっちゃいそうな味わい。
満足度 4

ハラミ
目の前で真空パックからハラミが出される。
そして分厚いカットが贅沢に切り出されていく。
このライブ感がカウンターの醍醐味。
それにしても、このハラミの肉汁の濃厚さはヤバイ。
満足度 5

ヒレ
厚い。
実に厚いヒレ、というかシャトーブリアン
1本1本がしっかりと主張しつつも、実に柔らかくて繊細な食感。
肉繊維によって、優しく包まれていた旨みが口の中で流れ出る時、私は至福の世界へ。
満足度 5

昆布締めミノの湯引き
韓国海苔とシソの風味が、昆布締めされたミノを更に引き立てる。
満足度 3

ミノ
恐ろしく分厚いミノ。
しかし、ザクザクといとも簡単に噛み切れる。
満足度 3

コプチャン
ミノのさっぱり攻撃の後は、脂たっぷりのコプチャン攻撃。
破壊力抜群で、テンションあがる甘み。
満足度 4

サーロイン
これも分厚いカット。
サシの入ったサーロインはいくらでもあるが、このサーロインのような旨みを感じさせてくれるものは少ない。
満足度 4
ひつまぶし
1杯目はお肉と薬味と共に。
2杯目は出汁をかけて。
最高♪


今回のお任せは、味付けやカットのバラエティが少なめで、お肉の質で直球勝負を挑んでくるような構成であった。
"コソット"は、こういった攻め方も持っているようだ。
もっと通って、もっと知りたいお店である。