No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年6月10日 炭焼喰人


最近は、息子が毎週末焼肉を食べたがる。
父親にとって、こんなに嬉しいことはないなぁ。
この日は横浜の実家に行っていたのだが、「横浜にいるなら"炭焼喰人"に行きたい!」と息子が言い出した。
待ってましたとばかりに、瞬時に予約の電話を入れていた。
厚切り上タン
他のお店ではまずお目にかかれない規格外の分厚さ。
火を入れるにしたがって、膨らみ丸みを帯びていくタン元は、転がすことができそうなほど。
その分厚さからは想像できないほどの歯切れの良さで、肉汁から発せられる風味と旨みが濃厚。
満足度 5



厚切り上ロース
今回の上ロースはイチボ。
岩塩を振って食べれば、口の中で一気に広がる甘みとそのキレの良さに驚く。
そして、口に残る熟成肉特有の味わい。
後半はオロシポン酢で食べる。
この大根オロシが旨いんだなぁ。
イチボの尖がりを絶妙な感じで丸めてくれる。
満足度 4


厚切り上ハラミ
炭焼喰人のハラミは、肉繊維の力強さが特徴だと思っていたが、今回はより繊細な肉繊維で登場。
繊維を断ち切るごとに溢れる肉汁で、口の中は洪水状態に。
満足度 5


極ウマ赤身肉
ジャンクっぽさを感じる味付けながら、トウガラシの旨みはしっかりと感じさせてくれる。
CP抜群で、すごいな。
満足度 3

塊肉祭り以外での訪問が久しぶりで、通常メニューで攻めたが、やはりどのお肉も豊かな熟成香が感じられて、独自の旨みがある。
横浜の貴重なOnly Oneなお店。