No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年7月20日 ジャンボ 本郷店


2軒目の"牡丹苑"を出たのだが、〆をまだ食べていないことに気づいた。
ということで、席が空いてることを祈りつつ30秒程度歩いて"ジャンボ"まで。
21時頃にもかかわらず満席というのがすごく、21時以降もお客さんが押し寄せている。
予約もしてなったので諦めて帰ろうとしていたのだが、若のご好意で、無理やり調整してくれて、なんとか入店することができたのだ。
3軒目ということを若に告げ、軽めのお任せをお願いした。
ザブトン
ミスジと共に"ジャンボ"の看板メニュー。
サシが強いが、強めの塩ダレでそれを抑えている。
タレの方が好きだが、塩でもそりゃ旨い。
満足度 3

カイノミ
関東と関西の違いとか、お肉屋さんのスペックの違いとかあるが、ヒレにカイノミがセットになっていることがある。
当然ヒレが良い時の、このカイノミの出来も素晴らしい。
食感は勿論、肉繊維に濃厚なスープが溜め込まれている。
満足度 4

ミスジ
毎回安定した旨さ。
満足度 4

トモサンカク
ちょっとサシが重く感じるが、ご飯と一緒に食べるとちょうど良いのだろう。
蕩け具合はすごい。
満足度 3

シャトーブリアン
角型ロースターで厚切りのお肉を焼くのは非常に難しいので、全神経を集中して、シャトーブリアンと向かい合う。
火入れのムラを入れないように鉄板との設置面をずらしつつ、モミダレが焦げないように表面の熱を逃がしつつ、最後は香ばしさを加え焼き上げるのだ。
この厚さでタレのシャトーブリアンというのはなかなかないが、モミダレが肉汁と絡み合って、問答無用の旨さを作り出している。
満足度 5

ヒレカツ
『〆の炭水化物を食べたい』というお願いに、若が準備してくれたのがヒレカツ丼。
まず驚かさせるのは、赤身を残した火入れ具合、そしてヒレカツを煮る割下が異常に旨い。
最も肝心なヒレが、言うまでも無く旨いので、もはや食べなくてもそのすごさが分かるだろう。
満足度 5+


『流石』としか言えない。
3軒目であったが、それすら忘れてしまうレベル。
"ジャンボ"はやはり唯一無二の存在であることを実感させてくれた。