No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年8月6日 銀座 加藤牛肉店


山形牛の雌、しかも生産者まで拘った仕入れを行う"加藤牛肉店"。
以前訪問した時は、私が遅刻してしまったために、コースではなく単品でシャトーブリアンを食べただけであったので、今回は肉尽くしのコースを食べに銀座まで。
麦豚の生ハム
普段、生ハムを食べるような生活をしていないのだが、香りが豊かで非常に旨い。
コンビーフ
信販売や催し物会場で人気のコンビーフ
手ほぐしで肉繊維がしっかりしていて、塩気がバケットによくマッチする。

タタキ
香ばしさと肉の味がしっかりとしたタタキ。
やはり牛肉がすこぶる旨い。
ハムカツ
ビフカツと思いきや、ハムカツでちょっとガックシ。
しかし、一口食べて反省せざるをえなかった。
衣に負けないハムの風味があり、ワインではなくぶどうジュースとの相性も抜群(笑)

コンソメとじゅん菜

ステーキ
サーロイン、シャトーブリアン、ランプの盛り合わせ。

サーロインは、脂の甘みが強いのだが、しつこさは感じられない。


シャトーブリアンは、柔らかさと淡い旨みが共存している。


ランプは、熟成香とまでいかないが、しっかりと風味があり、お肉の旨みも最も強い。


ハンバーグ
そろそろ〆を覚悟してた私の前に置かれたのは何とハンバーグ。
こんな嬉しい誤算はない。
ハンバーグ自体も旨いが、ソースもこれまた旨い。


〆のご飯はカレー、ハヤシライス、時雨煮の卵雑炊をシェアすることにした。
ステーキは勿論素晴らしいのだが、"加藤牛肉店"は肉料理全般の完成度が非常に高い。
良い素材をしっかりした料理人が調理するとこういったコースが完成するのだ。
こんなお店で我侭言って、更に自分好みの肉料理を作ってもらえたら、どんなに幸せであろうか。