No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年8月16日 Cossott'e


ここ最近特にハマっているのが、"コソット"での込山さんのお任せ。
込山さんの目利きで選ばれた極上の雌牛という素材の素晴らしさに加え、部位毎に違った味付けとカットが"コソット"の真骨頂でり、他のお店で真似の出来ないところだろう。
さて、毎回違ったコースを堪能させてくれるお任せだが、今回も新しい世界が待っていた。
センマイ刺し
唯一の刺し系。
センマイのシャキシャキ感だけでなく、さっぱりとした味付けが後を引く旨さ。
満足度 4

レバ
ごろんとしたブロックで、これでもかっという程厚切りのレバ。
舌触りも甘みも素晴らしい。
満足度 3

スペシャ
牛そのものの脂の質が最も感じ取れるメニュー。
とにかく甘みがあって、ふんわりとした余韻が残る。
これが"コソット"の雌牛!
満足度 5

八丁味噌煮込み
ちょこっとのご飯でいただくハヤシライスのよう。
しっかりと牛肉の味が効いていて、一気に食べてしまう。
満足度 4

焼きしゃぶ
サーロインが多い焼きしゃぶだが、今回はウチモモ。
個人的にはポン酢が強く感じるので、ポン酢はちょい付けがオススメなのだが、ポン酢に消されない旨みの濃さと風味がある。
満足度 4

コソットサラダ
サラダは何故旨いのか!?
お肉と一緒に食べるから旨いのだ。
肉好きのためのサラダここにあり!
満足度 3

タン元
ぷりぷりのタン元から湧き上がる水分はスープのよう。
旨みと風味がハイレベルで共存している。
満足度 4


クリのわさび醤油漬け
ピリッとしたわさび醤油によって、赤身のコクが見事に引き立つ。
料理人の腕が光る完成度。
満足度 5

ミスジ
ミスジはちょっと厚切り。
ミスジは、元々旨みはそれほど強くないと思うが、サシが多いので、余計に旨みが弱く感じる。
しつこさはないのだが。
満足度 3

ガリ
しっかりした肉繊維はぎゅっと詰まっていて、その中からは旨みが洪水のように溢れる。
満足度 4

ヒレカツ
これほどの贅沢が許されるのだろうか。
最高のヒレを最高の料理人が揚げる。
これが最高でないわけがない。
満足度 5


シキンボ塩麹漬け
塩麹によってここまでお肉の表情が変わるとは・・・。
外モモとは思えない柔らかさと、塩麹と旨みのコラボレーションが素晴らしい。
ここにも熟成のヒントがあるような気がする。
満足度 4

タンユッケ風
以前はタンユッケで食べれていたが、今は炙るべし。
筋っぽさも混じる食感の変化が面白い。
満足度 3

シャトーブリアン
シャトーブリアンが厚切りで。
想像を超える食感の世界があるが、それすらを遥かに超える旨みがそこにはある。
あまりに旨くて力が抜ける。。
満足度 5



ウワミスジ
食べれば食べるほど、ミスジよりウワミスジに惹かれていく。
上品な旨みと味付けのマッチングが完璧。
満足度 4

ウチモモ
綺麗な赤身のウチモモだが、驚くほどの柔らかで、豊かな味わい。
満足度 4

今回も素晴らしいお肉達がそろっていた。
込山さんの目利きの確かさと、更に、素材の持ち味を限界まで引き出すカットと味付け。
弦巻に『焼肉の匠』がいる。