No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年9月 七厘

本物の幻のタンが食べたい!
そんな衝動に駆られて、"とんつう"を出てタクシーに乗り込む。
ここで、十分すぎるほど思い知らされた。
やはり本物は凄いのだ。
その姿勢、努力に感服するしかない。
幻のタン
某店のブログではオーストラリアのタンと書かれていたタン。
過去に何度も食べているが、今まで食べたことのあるオーストラリアのタンとは違うし、店主と話しても黒タンであることははっきり分かる。
そして、やはり本物はカットのレベルが全然違う。
それぞれの部位の特徴を活かし、より引き出すカットが施されている。
そして、舌の上から鼻腔に抜ける香りと口いっぱいに広がる旨みに文句のつけようがない。
満足度 5

ウワミスジ
噛んだ瞬間から風味とコクがしっかりと広がる。
そして、飲み込むのが勿体無いと感じるほどの濃厚な旨みが押し寄せる。
満足度 5

トウガラシ
黒毛和牛の赤身だからこそのしっとりとした繊細な食感。
上品な味わいだ。
満足度 4

サーロインのコンソメジュレ巻き
サーロインの甘みとコンソメジュレの旨みが口の中で見事な調和をする。
他の部位でも食べてみたい。
満足度 4

切り落とし
これだけで十分と思ってしまうほどのハイレベルな切り落とし。
この切り落としに"七厘"の心意気が詰まっている。
満足度 4