No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年10月3日 近江牛DINING いやさか


正肉だけでなくホルモンまで近江牛に絞った拘りの焼肉屋さん。
その拘りは、仕入れだけでなく、メニューの豊富さにも表れている。
焼肉の職人だけでなく、別のベースがあることを想像させるメニューも多く、どれも惹かれる魅力がある。
近江牛タン先のハンバーグ
肉々しさがある噛み応えで、ジューシーさも兼ね備えている。
お通しだが、手抜き無しのレベルで、今後の期待が高まる。
満足度 4

近江牛の絶品ローストビーフ
当たり前と言えば当たり前だが、お肉の提供時の温度は凄く大事である。
だが、前菜系で温度が完璧な焼肉屋さんはどの位あるだろうか。
決して悪いローストビーフではないが、温度とパサつきが気になる。
満足度 3

近江牛のトリッパトマト煮込み
煮込みではあるが、ハチノスの臭みが若干気になる。
それ以外は普通かな。
満足度 2

近江牛5種盛
特選ハラミ、ラムシン、サーロイン、特上カルビ(赤)、特上カルビ(白)の盛り合わせ。
特選ハラミ
食感も旨みも弱く、いたって普通の(一般的な?)ハラミで、これで特選なら、並のハラミはどんな物なのだろうか。。
満足度 2

ラムシン
元々の個体の特徴なのか、切り置きしているのか分からないが、味が弱い。
満足度 2

サーロイン
脂の甘みが弱く、肉の味も弱い。
満足度 2

特上カルビ(赤)
ササミっぽいカルビ。
サシの甘みは弱いが、ジューシーさがある。
満足度 3

特上カルビ(白)
盛り合わせの中で一番旨かった部位。
タテバラっぽいカルビで、赤身とサシのバランスが取れている。
サシの甘みもなかなか。
満足度 4

上ミノ
これは臭みもあるし、全く噛み切れないし・・・。
満足度 1

牛しぐれ茶漬け
さっぱりとしていて、〆にぴったり。
満足度 3

ブランド牛に拘るのは素晴らしいが、そこに拘るあまりに、良い物を揃えられないとしたら、それはすごく勿体無いのであhないだろうか。
特にホルモンに関しては、近江は毎日と畜があるわけではなく、鮮度の良い物を常備すること自体が非常に難しい。
料理全体のスキルがあるだけに、何か勿体無く感じてしまうのは私だけだろうか。