No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年11月15日 季楽 銀座


お肉を食べるときは焼肉が圧倒的に多いが、ステーキやすき焼き等も大好きである。
色々な食べ方が楽しめるのもお肉の良いところだろう。
今回はせいろ蒸しというジャンルを攻めるために、ランチで"季楽"を訪問。
せいろ蒸しのコースは、使われるお肉によって値段が違い、最高級佐賀牛、佐賀産和牛、国産牛の3種類の中から選ぶ。
ちなみに選んだのは佐賀産和牛と国産牛。
最高級佐賀牛はまた次回ということで(笑)
運ばれてきたせいろには、白菜をはじめ、葱や椎茸が敷き詰められている。
この上にお肉を乗せて、蒸すわけである。
国産牛は、見た目通りさっぱりとしていて食べやすい。
ただお肉自体は若干臭みがあるかな。


佐賀産和牛は、蕩ける感じがあるが、お肉のインパクトが国産牛より弱い。
どちらもお肉というよりは、野菜をおいしく食べる為の脇役的お肉といった印象。
周りの席がマダム達で満席だったことを考えれば、こういった流れが受け入れられているのだろう。


せっかくなので、鉄板焼きのステーキも。
佐賀産和牛のフィレは、"よろにく"や"KIM"で食べるような繊細な食感や旨みには及ばない。
焼き方も悪くないが、"うかい亭"と比べてしまうと・・。


佐賀産和牛のサーロインは、お肉の味が弱いが、悪くはないかな。


良い意味でも悪い意味でも、非常に銀座らしいお店といった印象。
これから年末に向けて、ランチはマダム達でさらに混み合うのだろう。。。