No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年11月19日 うしごろ バンビーナ

最近話題の"うしごろバンビーナ"に、おくばせながら行ってきました。
メニューを開くと、どれもリーズナブルな価格設定で、あれもこれも食べたくなってしまった。
バンビーナステーキ
サーロインを綺麗に掃除したステーキで、お店の方が焼いてくれる。
食べてみると、赤身の味が弱く、脂が口の残るが、それでも1,500円という価格には驚くほかない。
値段を考えれば十分過ぎるほどの肉質。
満足度 4


極上希少部位特選盛り
日によって内容は違うが、この日はシンシン、ミスジ、ハラミ、リブかぶり、リブ芯、トモサンカク、カメノコといった7種類の盛合わせ。
これで2,500円という考えられない価格設定だ。
シンシン
まずはタレのシンシン。
ちょっと冷凍か、もしくは薄切りにする為に〆過ぎた感じの食感があるが、これでも柔らかな口当たりで肉の味も感じられる。
タレとのバランスを考えてもこれは旨い。
満足度 4

ミスジ
ミスジもシンシンと同じ食感だが、見た目の期待を裏切らない味わい。
満足度 4

ハツ
ここで単品オーダーしたハツが入る。
とにかく塩ダレが衝撃的に濃いが、お酒を飲む人であれば、そこまで感じないのかも。
満足度 2

ハラミ
また盛合わせに戻る。
肉汁が溢れるタイプのハラミだが、ここでも塩ダレの強烈さに目を見張る。
ハラミが悪くないだけに勿体無い。
満足度 3

リブかぶり
脂の甘みがすこぶる強く、塩ダレと大喧嘩。
どちらも一歩も引かない。。
満足度 2

幻のうしごろユッケ
ここでサガリのユッケが登場。
悪くはないが、臭みも気になるところ。
満足度 2

サーロインのすき焼き
1枚で1,500円という価格設定もかなりお徳ではないだろうか。
本店の"うしごろ"で食べたサーロインよりもあさっりとしていて食べやすい。
満足度 3

極みのタン
"うしごろ"の看板メニュー。
だが、本店で食べたような、タンの肉汁と塩ダレのマリアージュを楽しむというよりは、タンは乾いた印象で肉汁の放出はない。
スナックを食べているような感じだ。
満足度 2

リブ芯
ここから盛合わせのメニューに戻る。
リブ芯を想像すると、雌牛特有の繊細さが感じにくい。
満足度 3

トモサンカク
細かなサシが散りばめられたトモサンカク。
赤身の味は弱いが、柔らかな食感が印象的。
満足度 3

カメノコ
味が抜けてしまっている感じ。
これは他店では普通レベル。
満足度 2

特選上ミノステーキ
大判のまま焼き上げ、その後に切り分けてもらえる。
ザクザクとした食感もありつつ、もう少し歯切れの良さが欲しくなる感じもある。
大勢で頼むには楽しいメニュー。
満足度 3

シマチョウ
臭みは塩ダレで抑えられているが、とにかく噛み切れない。
これは今までの"うしごろ"のレベルからは考えられないレベル。
満足度 1

シマチョウを除いて、どれも平均点以上のレベル。
雌の和牛を食べこんでいる人は満足できないかもしれないが、普通は価格設定も含めて十分満足できるだろう。
こういった手頃な価格で、本物の焼肉を食べれるお店が増えるのは本当に喜ばしいことだ。