No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年11月26日 肉の切り方 ほりたん


"ほりたん"から名前が変わった"肉の切り方"。
とにかく名前の通り、カットに拘っているようだ。
以前のカットからはあまりにも拘りが感じられなかったので、どう変化したのか気になって訪問してみる。
ハツ刺し
周りを炙っているのかと思ったのだが、お店の方の話だと、炙ってないらしい。
・・・。
満足度 1

切り方任せ十種盛り
特厚切タン
輸入物のタンというのは十分伝わるが、味が弱く、臭みも感じられる。
満足度 1


イチボ
これは薄切り。
これも味が弱く、脂が重い。
満足度 2

シンシン
厚切りだが、深い隠し包丁がかなり入っている。
味が抜けてパサパサした食感。
満足度 2


シャトーブリアン
シャトーブリアンと呼ぶにはちょっと寂しいお肉だが、これにも隠し包丁がびっしり。
ちょっと意図を理解するのが難しい。
満足度 2


特上カルビ
サシが多いので薄切りは有難い。
雌の近江牛ということだが、それをあまり感じさせず、何も言われなければ去勢かと思ってしまう。
満足度 2

ザブトン
こちらは例の厚切り+隠し包丁。
脂の重みが口に残る。
満足度 2


サーロイン
お肉自体の味は弱いが、大量のネギと一緒に食べると、かなり旨い。
ネギって凄い。
満足度 3

内モモ
牛肉の香りではなく、臭みが感じられる。
満足度 1

ミスジ
かなり筋が太く見えたが、食べてみるとそんな感じはしない。
これもネギと一緒だと旨い。
満足度 2

上ハラミ
臭みがあるハラミで、ネギのお供はマスト。
満足度 1


厳しい言い方かもしれないが、部位毎の切り方の拘りが、私には全然分からなかった。
しかも、仕入れの問題なので今回だけかもしれないが、以前訪問した時と比べると、今回の個体は旨みを全く感じさせないものであったのが残念。