No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年11月27日 焼肉屋さんのしみず

年末に向けて本業(お肉とは一切関係ありません)で色々と忙しいのだが、田村牛の中でも納得のいくレベルを仕入れたという情報を得て、早速時間を調整して不動前へ。
そこで期待通りのというか期待以上の極上の田村牛と出会ったのだが、信じられないことに写真をPCに移すときの作業ミスでそのほとんどを消去してしまったのだ(涙)
こんなことは本当に初めて、お肉が本当に素晴らしかっただけに、泣けるほど悔やまれる。
唯一残ったのは分厚いタン元と芯の部分を4枚に開いた面白いカットのタン筋。
この分厚いタン元は、脂がたっぷりと乗っているのだが、それがタン特有の旨みを消すことなく、しつこさも感じさせない最高の物。

タン筋の芯も歯応えがあるが、これが心地良く、実にしっかりと旨みだ。

残念ながら写真が1枚も残ってない5種盛合わせは全て同じ田村牛で、クリ、トウガラシ、ザブトン、肩ロース、サンカク(バラ)。
サンカクは若干脂でぼやけた味わいになっていたが、クリやトウガラシといった腕の部分のしっとりとした食感や旨みは本当に素晴らしい。
特にトウガラシは噛み締めるほどにジューシーな肉汁が口の中で溢れ出し、赤身本来の香り豊かな旨みが満ちている。
本当に写真をお見せできないのが残念でならない。
トホホ。