No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年12月9日 七厘


12月中旬に控えた資格試験の勉強に追われ、12月は急激に焼き頻度が落ちている。
焼肉自主規制中ではあるが、子供が『焼肉食べたい!』と言ってくれれば、すぐに連れて行くのは親の務めであろう。
幻のタン
急な予約であったにもかかわらず、幻のタンを用意してくれた中原さんに感謝。
脂の加減、風味、肉汁に溶け込んだ濃厚な旨み、その全てが最高峰。
満足度 5


サーロイン
"七厘"のお肉のレベルを知るにはもってこいの部位。
贅沢に掃除され、均一な薄さのカット、そしてしつこさを感じさせない上品な甘み。
食感のの繊細も忘れられない。
満足度 5

ガリ
ラッキーなことに近江牛のサガリが入荷していた。
ギュッと詰まった肉繊維を噛み締めると、嫌味のない血の香りを彷彿させる肉汁が放出される。
肉好きを唸らせるには十分なサガリ
満足度 4

ハラミ
ガリと同じ個体のハラミで、より厚切りにカットされている。
ガリよりジューシーさが強調され、口の中はジュースで満たされる。
満足度 4

ランボソ
程よい赤身の食感とコク。
赤身好きを自負する方には、ぜひ食べていただきたい。
満足度 4

ザブトン
サシがバターのようなザブトン。
少し強めの火加減で香ばしさを加えるのが、今回のザブトンにあった焼き加減だろう。
満足度 4

イチボ
薄切りだが、非常に大判なので、口の中は贅沢な旨みで満たされる。
満足度 4

ヒレ
繊細さと言うより力強さを感じさせる珍しいヒレ
肉繊維1本1本に包み込まれている旨みが眩しい。
満足度 5

切り落とし
サービスで出してもらった切り落としは相変わらずのクオリティ。
満足度 4

試験勉強期間ということを忘れてしまうほどのお肉の数々。
都内最高峰の一角を担うお店は三ノ輪にある。