No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年8月29日 焼肉屋さんのしみず


ハラミの仕入れが変わったという情報を得て不動前へ。
注文を済ませるとすぐに運ばれてくるお通しの煮込みにまず癒される。
あまりに飢えていたのでこの煮込みはお代わり!

今回1番の目的であるハラミが早くも登場したが、貫禄十分なその姿には惚れ惚れしてしまう。
じっくりと、時には大胆かつ豪快に。
ハラミのポテンシャルを最大限引き出すことに集中して炭火の上で極上のハラミを躍らせる。
そしてその味わいは期待を遥かに超えるレベル。
噛み締めた瞬間に歯茎を伝って広がる肉汁の旨さにはただただ驚くしかない。


あまりのハラミの旨さにサガリもオーダーしてしまったのだが、これもまた格別。

"しみず"に来たら必ずオーダーしなくてはいけないのが5種盛り。
今回はクリ、ウワミスジミスジ、肩ロース、ザブトンだが、お値段はこれでなんと2,000円。
勿論、安いだけでなく雌の黒毛和牛に拘った仕入れで、この日もそうだったのだが特に田村牛を積極的に仕入れているようだ。
それでこの値段とは信じられない。
全ては一族一丸となったコスト節減の賜物だろう。
こんな焼肉屋さんがあること自体が奇跡かもしれない。