No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年9月6日 SUPUL


ハラミ。
荒々しさを感じさせる太い肉繊維を持ちながら、その弾けるような旨みの広がりから肉好きの心を掴んで離さない部位。
流通上は内臓として分類されているが、実際は正肉に近いものだろう。
そして近江や松阪では正肉と一緒に流通され、個体識別番号つきのものまで存在する。
肉好きの中には様々な部位を食べ尽くしてハラミに行き着いた人もいるだろう。
そんなハラミをランチで食べる幸せ。
端っこは見た目がそれほど良くないかもしれない。
が、味は保証付きだ。
タレに潜らせたハラミを白米と一緒にかきこむ。
私は幸せ者だ。