No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年9月9日 BEEF MAN

東京にいつでも川岸牧場の純但馬のお肉が食べれる焼肉屋さんが存在する。
前回はオープン直後に訪問したこともあって焼肉屋さんとしてはまだまだ改善できる箇所があるように感じていたが、やはり川岸牧場のお肉が食べれるとあっては再訪せずにはいられない。
今回の個体は月齢33ヶ月というかほぼ34ヶ月の雌の但馬牛。
この日のオススメとしてラインナップされていたのがランプとイチボ。
味付けは塩でお願いしたが、扱っている肉質の上品さを無視した暴力的な味付け(笑)
だがこれが旨いのだ。
暴力的な味付けを圧倒的な肉質が凌駕しているといったところ。


タレでオーダーしたのが、これもオススメだったハラミ。
正肉ばかりに目がいっていたが、ハラミも侮れないレベル。

最後に焼きしゃぶ。
部位はシンシンだろうか。
冷たくしめすぎたか、もしくは一度冷凍をかけたか、赤身の弾力を失った食感で味も抜けているのが残念。

特にランプとイチボを食べて感じるのは、絶対的な肉質への自信。
いつ来てもこの肉質が食べれると言うのは驚異的としか言えない。
そしてお肉だけでなくサイドメニューにも共通なのが、パンチの強い味付け。
これはまさに体育会系のノリで、これが好きな人には堪らないだろう。
今回のように単品でオーダーすると、値段は決して安くはないが、場所柄を考えれば仕方ない。
ここではとにかく但馬牛の真髄を味わうべし。