No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年10月1日 ジャンボ 篠崎本店

久々の平日"ジャンボ"。
この日もお任せだが、今回はアレンジの効いたお任せで、肉好きの心をくすぐるには十分すぎる。
いきなり肉団子の登場。
これは上品な肉団子スープといったところか。
とにかく肉団子もスープも滋味深い味わい。

豚肉も登場。
AAAのアグーを使用したてびちは柔らかく煮込まれていて、ぷるぷるのコラーゲンは旨みを凝縮して閉じ込めている。

牛肉はハツとサガリを塩ダレでスタート。
荒々しい食感を想像してかぶりついたサガリだが、なんとも上品な食感。
それでいて肉汁の旨みは濃厚で、素晴らしいとしか言えない。

勿論野原焼きは外せない。
細かなサシは粉雪のようだが、溶け具合も全く同じ。
割下、卵との相性の良さは抜群。

"ジャンボ"を代表する希少部位と言えばザブトンだが、この日のザブトンはかつてない分厚さ。
ここまで厚いと山田君も持ち運びに苦労するだろう。。
中がレアに仕上がったザブトンは、薄切りとはまた違った驚きを与えてくれ、箸が止まらなくなる。

最後はミスジ、巻きカルビ、ウワミスジ、芯ロースのタレの盛合わせ。
厚切りの芯ロースはあっさりとしていながらも、赤身の旨みはしっかりとしている。
また、巻きカルビは、一般的な脂の強い巻きではなく、赤身の旨みの凝縮感が感じられる最上級品。

"ジャンボ"独自の世界観に触れるたび感じる喜び。
焼肉会の巨人は想像以上に大きい。