No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年11月13日 都内某所


この日は新メニューの味見をさせてもらいに某焼肉屋さんへ。
同じお肉のをカットや味付けを変えて、それぞれの違いを楽しみながら意見交換をするのだ。
明らかに違いを感じるものもあれば、言われないと気付かないレベルのものまで様々。
ただ、こういった積み重ねがより高いクオリティに繋がっていくのだろう。

それにしてもこのヒレが異常に旨い。
等級は3番位の雌なのだが、とにかく口の中で旨みの輪郭がはっきりと浮き上がってきて、その余韻も長い。
あまりに旨かったので、我侭を言って厚切りも食べさせてもらったが、これは本当にキケンな味わい。
とにかく唸りながら食べ尽くしてしまった。

後から個体識別番号を確認したが、月齢は30ヶ月を超えた鹿児島のものであった。
この生産者は今後要注意かな。