No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年1月10日 Cossott'e SP


金曜日の21時過ぎ。
残業に追われる私にかけられる隣の部署の先輩からの言葉。
「どっか行かないのか?」
その言葉を合図に一気に仕事を仕上げ、お店に空席確認の電話をする。
金曜夜はこうじゃなくちゃいけない。
食べないと耐えられない。


その日食べたいイメージを込山さんに伝えるだけでそれが運ばれてくる。
何気ないことのように感じるかもしれないが、これは実に凄いことではないだろうか。
昔であれば生で食べていたようなメニューも、生で食べたい衝動を抑え、全てしっかりと焼いて食べる。

遅い時間から入店し、正味40分程度のスピード決戦であったが、恐ろしいほど完璧に満足してしまった。
素材はもちろん、それを仕上げる込山さんの技術。
それらは高次元で融合することで完成する焼肉を食べるためだけに麻布十番へ急ぐべし。