No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年4月11日 よろにく


"よろにく"を語る言葉、その全てが陳腐に感じてしまう。
言葉では言い表せない。
食べなければ永遠に分からない。
だが、食べれば私が言わんとしていることが分かるだろう。
炙りヒレ
加熱による変化で表面は赤ん坊の様な肌色に変化しているが、その中身は貴婦人を思わせる上品さと味の濃さがある。
人肌の温度は鼻腔をくすぐる香りも演出してくれる。
満足度 5

ハラミ漬け握り
程よくハラミに滲みた醤油とハラミの肉汁が咀嚼のたびに広がる。
ハラミの荒々しさを殺さず、丁度良くまとめ上げてある。
これだけでも勝負できそうな一品。
満足度 5

センマイ刺し
黒皮を剥いた白センマイの上品さとシャキシャキの食感が最高。
満足度 4

ランプ
大判1枚のランプは肉の呼吸を読むように火を入れる。
肉汁したたる焼き上がりは強烈に濃厚な旨みが爆発する。
満足度 5


ハラミのロースト
空豆 、アスパラ、新玉ねぎ、そしてフォアグラと混ぜられたハラミは多彩な食感と旨みが入り乱れている。
シャッキリとしたアスパラやねっとりと舌にからむフォアグラとハラミの相性も抜群。
とにかく信じられないほど旨すぎる物が続く。
満足度 5


ハツ
強火で一瞬で火を入れると、表面は香ばしく中は身の締まったザクザクとした食感を楽しめる。
満足度 4

つちのこ
肉繊維が綺麗な並んで、より柔らかな食感を演出してくれている。
満足度 4

タン
大きく薄くカットされたタンは筍と木の芽の白和えを巻いて食べる。
単調なタンに複雑で濃厚な白和えがマッチしている。
満足度 4



タン元
厚切りカットされたタン元は、僅かな抵抗を前歯に感じさせ、その後は生の黒タン特有のサクサクの心地良い食感。
まさに最上級のタン元。
満足度 5

シャトーブリアン
赤みの強い肉色に粉雪のようなサシがさっと入っている。
トングで持ち上げるだけで千切れてしまいそうな柔らかさで、肉の味がしっかりと乗った赤身の旨さには衝撃が走る。
満足度 5

シルクロース
口溶けが抜群で、肉汁と旨みが爆発的に広がる。
満足度 4

肩三角
ホワイトアスパラと塩昆布を包んで食べるのだが、複雑な食感や味わいを塩昆布がうまくまとめてくれる。
肩三角自体も滋味深い味わい。
満足度 4


ミスジ
胡麻油でもんだミスジを軽く炙り、出汁と一緒に流し込む。
ミスジと出汁の一体感は"よろにく"でしか出会えない極上の味わい。
満足度 5


ザブトン
和牛特有の甘みが強烈で一気に昇天。
ザブトンを食べれるお店は多くなったが、やはり"よろにく"や"ジャンボ"は相変わらず別格。
満足度 4

筍御飯のシルクロース添え
1杯目は筍御飯を満喫し、2杯目はシルクロースを乗せて出汁茶漬けに。
さらりとしたサシの甘みとコクが広がり、より一層筍御飯の旨さを引き立てている。
満足度 5



季節感をも演出してくれる"よろにく"のお任せコース。
肉道を追求する者であれば、迷わず通い尽くすしかない。