No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年4月22日 一輪咲いても花は花

握りを少しつまんだ後は場所を変えて。
末広町から徒歩で移動可能な距離・湯島の駅のすぐ近くに"一花"がある。
ホテルのすぐ隣という場所柄、便利に感じる方もいれば、私のようにそう感じない人もいる。
シマチョウの湯引き
さっとと言うよりももう少し湯がかけられた印象を受けるので生っぽさはない。
脂の甘さとポン酢の相性がいいね。
満足度 4

タン
脂の乗ったタン元部分を厚みを持たせたごろごろカットで。
胡椒が程よく効いていてジューシーなタンの肉汁と絡み合う。
若干筋が口当たりを邪魔するが、それほど気になるものではない。
満足度 4

ガリ
筋肉質な引き締まった肉繊維を断ち切ると、想像以上の肉汁に襲われる。
肉の味は若干淡白だが、鮮度が良く旨い。
満足度 3

ミノ
身の厚さがあるが歯切れがちょっと良くないのが混じる。
ただ味付けが良く旨い。
満足度 3

テール
食べやすいように丁寧に筋切りされたテールは香ばしく焼き上げるのが一番。
身のぷりぷり感と筋の甘みが感じられる。
満足度 4

シマチョウ
"傳々"時代と比べて、カットや味付けに工夫が随所に見られる部位がほとんどだが、シマチョウはやはり"傳々"の香りを色濃く残している。
そして相変わらずのクオリティ。
脂の甘み、抜群に歯切れの良い皮目、味をまとめ上げるポン酢という3つがこれ以上でもこれ以下でもない完成度を見せてくれる。
満足度 5

ザブトン
一枚切りの最強贅沢カット。
インパクトのある脂の甘みと、巻くことによって際立つジューシーさ。
満足度 4


カウンターがあるのでグループだけでなく1人で気楽に焼けて、ホスピタリティも抜群、そして値段を驚くほど安い。
湯島にある焼肉好きのためのオアシス。
今後間違いなく東京焼肉ランキングを駆け上がる存在になるだろう。
今のうちに通っておくことをオススメしたい!