No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年7月6日 自宅(銀座吉澤)


江戸時代、牛肉を食べることを禁止されていた時代に、彦根藩から将軍家や御三家に滋養をつける薬として献上されていたのが牛肉の味噌漬けや粕漬けと言われている。
冷蔵技術の発達した今でも滋賀県近江牛の味噌漬けは有名な郷土料理ではないだろうか。
そんな中、先日行われていたジモン祭りで見つけたのが"銀座吉澤"の味噌こうじ漬けと塩こうじ漬け。
フライパンで焼くとふんわりと香りの花が開く。
味噌こうじ漬けは甘みが強く、ご飯のお供としては最強。
塩こうじ付けはお肉の旨みに塩こうじの滋味深い味わいがプラスされ、なんとも高級感がる。
部位はロース、ランプ、そして切り落としとあるのだが、個人的には塩こうじのロースが特にオススメ。
また冷凍で販売されているので我が家の冷凍庫にはしっかりとストックされている上に、冷凍肉特有のパサつきや臭みもなく、旨みもしっかり感じられる。
この辺りは、さすが"銀座吉澤"。