No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年7月28日 よろにく


どれだけ焼肉店・肉料理店を食べ歩いても、どれだけ和牛・黒毛和牛の世界を追求しても、私の中でのNo.1"よろにく"の地位は不動なのかもしれない。
初めて暖簾をくぐった時から現在に至るまで、肉の旨さ、焼肉としての完成度、そして焼肉をより引き立てる多彩な肉料理にずっと感動し続けている。
これ以上どう進化できるのか、という思いをさらに飛び越える進化。
その進化を身近で見て感じることのできる奇跡に感謝。
イチジクのサーロイン巻き
炙ったサーロインはしっかりとした肉の味に、上品な口当たり。
これがイチジク、そして胡麻と抜群の相性を見せる。
満足度 5

タンの握り
心地良い歯応えの後にジワリと押し寄せるタン特有の甘み。
上品ですっきりとした完成度。
満足度 4

ハラミの漬けの握り
漬けになっているのだが、絶妙な漬かり具合で嫌なしょっぱさや臭みがない。
あるのは漬けることで際立たされた肉本来の旨み。
満足度 5

平ユッケ
炙ったトウガラシが使われている。
タレが甘いのだが、それに消されない肉の甘みもある。
満足度 4

センマイ刺し
"よろにく"ではピリ辛のセンマイとまろやかな酢で味付けされたセンマイがあるが、個人的には圧倒的に後者が好み。
シャキシャキの食感がたまらない。
満足度 4

タン元
薄切りのタン元は片面焼きで、香ばしい歯応えと艶やかな舌触りと味わえる。
タン自体も生の黒タンで言葉を失うレベル。
満足度 4

サーロイン
食べ慣れた何処にでもある柵切りされたサーロイン。
だが、一口食べて言葉を失ってしまった。
厚切りとは思えない繊細な食感に、最上級のサーロインだけが持つ極上の旨み。
満足度 5

カイノミ
ヒレにぶら下がる部分のカイノミはやはり1本焼きが合う。
鼻腔をくすぐる香りが抜け、繊維質を感じさせる肉繊維はコクがある。
満足度 4


ランプ
見た目はそれほど肉色が濃くないのだが、噛み締めれば信じられないほど濃厚な旨みが溢れ出てくる。
厚切りで食べたら一体どれほどの衝撃があるのだろうか。
満足度 5

ツチノコ
柔らかで上品な旨みが溢れる。
満足度 4

うまい棒
ヒレの耳部分を上手に切り出している。
筋はあるのだが、それが適度なアクセントになり、香ばしく焼き上げると甘めのタレとの相性も抜群。
満足度 4

もろこしハラミ
ハラミをもろこしで包んで揚げてある。
藻塩をぱらりと振れば、もろこしの甘みが強烈で、ハラミすら脇役になってしまうほど。
もちろんハラミの旨さも別格。
満足度 5


シャトーブリアン
5番の雌だがそれだけではなく、肉の味がしっかりとした極上品。
口の中で解けた肉繊維は旨みと共に広がる。
満足度 5

シルクロース
"金竜山"の特上ロースを悲鳴を上げていた頃は、こんなに凄いロースがあるとは思わなかった。
肉の旨みと蕩け具合は隙が全く無い。
満足度 5

ミノ
ザクザクとした食感と塩気が箸休めになる。
満足度 4

コプチャン
おろしポン酢でさっぱりと食べるコプチャン
満足度 4


ビフカツ
シャトーブリアンに薄い衣を付けて揚げる。
肉は最高、火入れも最高。
ただ揚げてるだけでなく、理想の火入れを追求した結果というのが伝わってくる。
満足度 5+



コプチャン柳川鍋
専門店でも敵わないしっかりとした出汁にプリプリのコプチャンがゴロゴロ浮く。
最後の1滴まで残せない旨さ。
満足度 4