No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年8月12日 焼肉 しみず

川岸牧場の神戸ビーフ入荷第3弾。
今回はヒレも1本入荷したようだが、瞬時に無くなってしまったようで、食べることができなかったのが悔やまれる。
その代わりと言ってはんだが、川岸牧場の神戸ビーフと田村牛で同じ部位を5種類食べ比べるという贅沢に挑むw
まずは様子見でザブトンをプレーンで。
どちらもサシの甘みと赤身の味わいがしっかりとしているが、その強弱のバランスは明らかに違う。
新鮮なのだが、粘りのある食感で風味も抜群。
(右が川岸さん、左が田村さん)

そこからこの日の5種盛りのクリ、サンカク、ザブトン、肩ロース、ミスジそれぞれ食べ比べ。
タレをまとうことで表情を変えるそれぞれの部位だが、やはり個体による違いは鮮明で、脂の融点や赤身の深みといった違いを感じるのもまた貴重な体験だ。
(上が川岸さん、下が田村さん)


このレベルまでいくと、どちらが旨い、という単純な比較ではなくポイント毎にそれぞれのハイレベルな違いを見せてくれ、完全に好みの世界に突入してしまう。
どちらにも言えるのは、生産者の愛情が伝わるような優しく深みのある味わいがあること。
ご馳走様でした。