No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年9月9日 よろにく


仙台牛や佐賀牛というと定義の中の格付けの基準が非常に厳しいブランド牛で、仙台牛はBMS8以上、佐賀牛はBMS7以上(以前は8以上)が求められる。
ここまで霜降りの基準が厳しいと、嫌でも霜降りを入れることを第一に考え、肉本来の味を二の次と考えてしまう生産者がいるかもしれない、と素人考えがでてきてしまう。
そんな中食べた佐賀牛ヒレ
これが旨かった。
シャトーブリアンを厚切りと薄切りで、デンダーロインを薄切りで。
そして塩でもタレでも。



この個体のヒレを食べ尽くし感じるのは、やはり表面上の名前に惑わされていけないということ。
本質を見なくてはいけないこと。
普段から地域ブランドを一緒くたに考えずに、各生産者を基準に考えるべきと口にだしていたのだが、無意識の内に自分でも一括りにしてしまっていたようだ。
これは素直に反省すべき。
これからもっと真摯に肉に向き合います。
そしてこの日は佐賀牛以外のヒレも参考までにいくつか食べ比べ。

最初から最後までヒレヒレヒレ
ここまで焼肉屋さんでヒレを食べたのは初めてかも。
焼きも目指す境地に少し近づいてきたかな!?