No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年9月18日 都内某店

「焼肉という素晴らしい食文化を、日本だけでなく広く世界に伝えたい。」
そんな高い志を胸にシンガポール焼肉屋さんを始める友人がいる。
何年も前から一貫して揺るがないその思いが、いよいよ花開く時がきたようだ。
もちろん日本ではなくシンガポールで扱えるお肉には制限がある。
まして和牛は高級だ。
それでも和牛と焼肉は切っても切り離せない。
そして焼肉の命とも言うべきタレ。
お肉を生かすも殺すもタレ次第だ。
そして世界に受け入れられるための試行錯誤の一環で、お肉とタレを試食させてもらった。
これが予想を遥かに上回るもの。
お肉は国内流通している和牛と比べても遜色ないし、タレも自然な味わいがお肉の旨さをより引き立てている。
正直驚いた。
ここまでの焼肉がシンガポールで食べれるようになるなんて。
まだまだ完成ではないとのことであったが、これでも満足しない友人の意識に心からリスペクトし、そして応援したい。
『YAKINIKU』を世界の言葉に!