No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年6月9日 炭火焼肉 なかはら

旨い牛肉はどんな食べ方をしても旨い。
だが、食べ方にあった部位があるように、食べ方にあった牛肉もある。
では焼肉あった牛肉とは!?
その答えが知りたい人は"なかはら"に行くべきだ。
吟味に吟味を重ねて仕入れられる最高の黒毛和牛。
その肉にもう一度命を吹き込むのが、店主・中原さんの包丁。
100点満点の肉を120点に仕上げる妥協なき仕事。
今宵も最高でした。
タルタル
若干"かわむら"を意識してように感じるタルタルw
肉の味もさることながら、味付けも抜群。
満足度 4

幻のタン
仕入れることが困難な生の黒タンを毎日何本使っているのだろうか!?
業者さんとの絶対的な信頼関係だけが可能にする最高のタンで、サックリとした表面にムッチリとした中心部の食感には毎回新鮮な感動を覚える。
タン元だけでなく、タン先やタン筋もそれぞれ違った旨さが楽しめる。
満足度 4




サーロイン
やはり以前より若干薄く感じるカット。
脂の重たさは皆無で、強い甘みと後から押し寄せる肉の旨みがある。
満足度 4

ハラミ
ハラミの良さは野性味溢れる食感と、大量の肉汁。
もちろんこのハラミもそれの良さが詰まっているが、何より肉そのものの味が素晴らしい。
満足度 5

ブリスケ
一般的には硬いブリスケも、場所とカットでここまで食べやすくなる。
薄いが大判なので、口の中が肉で満たされ、肉の旨みに溺れることが出来る。
満足度 4

アキレス腱
河豚皮の様な食感のアキレス腱は箸休めにぴったり。
満足度 4

ミスジ
肌理の細かな肉肌で、舌にキスをされるよう。
満足度 4

シンシンのカブリ
硬くはなく、柔らかでジューシー。
肉の旨みがストレートに響く。
満足度 5

イチボ
体温で溶け出す脂も旨いがそれだけではない。
肉の味が濃厚な赤身だがそれだけでない。
口の中を占領する旨みはバランスが良いからこそ活きる。
満足度 5

ヒレカツ
もっと写真を撮りたいがここは我慢。
完璧な火入れを味わうなら、早く食べなければならない。
繊細で香り高いヒレを揚げることで、その素晴らしさが何割増しにも感じられる。
満足度 4

ガーリックライス
使ってる牛の違いだろう。
最高の肉と脂だからこそ完成する究極のガーリックライス。
旨すぎる。
満足度 5