No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年10月12日 ジャンボ はなれ

我が家で焼肉と言えば”ジャンボ”。
それも自宅からの近さで篠崎本店が定番なのだが、ご存じのとおり9月から改装工事中ということもあり久しぶりにはなれに。
塩の味付けの上タン、上ロースに始まり、ハラミは分厚い塊で登場。
“ジャンボ”のようなスリットの入った鉄板で厚みのある肉を焼くのは難しいので、道具を使って優しく火も入れる。
また鉄板本来の良さを活かして、ハラミという素材を引き立てるようにタタキ風に仕上げてくれる。
表面は鉄板らしくカリッと香ばしく、内部はジューシーで肉汁が滴るような焼き上がりだ。





握りも”ジャンボ”独特の工夫がなされている。
シャリは白米でも酢飯でもなく茶飯。
それがサシの入った部位の脂を程よくさっぱりと食べさせてくれる。
ちなみのこの日の握りはイチボで。



“ジャンボ”らしい薄切りタレの焼肉はザブトン、ミスジ、ランプ。
秒単位で炙り白米の上でバウンドさせて口に放り込む。
肉質も良いがそれ以上に問答無用のジャンダレがやはり凄い。
食感はもちろん、肉とタレのマリアージュは最強のレベル。



〆は和牛カレーラオス牛皿トッピング。

肉だけでなく、サービス精神満点の接客も”ジャンボ”の居心地の良さでもある。
店舗が増えればクオリティが下がるのが普通だと思うが、クオリティを維持、いや更に上げてしまうのが”ジャンボ”の”ジャンボ”たる所以なのだろう。