No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年12月2日 都内某焼肉店

前回の訪問から3か月。
表舞台に出ることを避け、ひっそりと営業を続ける名店で、今回はホルモン尽くしのコースを堪能する会へ。
キムチとナムル

ミノ
あっさりとしていて食感も悪くない。

サラダ

ハツ、ハチノス、レバ
ハツは刺身で、ハチノスは茹でてあり、レバは焼いて。

センマイ
臭みもなく瑞々しいセンマイ。

タンシチュー
じっくりと煮込まれコクがある味わい。
タンも柔らかでホロホロとしている。

海老、銀だら、朝鮮カボチャのジャン

黒タン
見ただけで分かる、その違い。
艶やかなピンク色は脂が程よく入り、鮮度が高い証だろうか。
七輪に乗せれば周囲に漂う芳醇な香り。
サクサクとした食感はもちろん滑らかな舌触りも同居する。
片面焼きで食べれば、タンが舌にふれた瞬間にドキッとしてしまうほど。



ハラミ
早々に登場した分厚過ぎるハラミ。
しかも全身に尋常じゃないニンニクをまとっている。
分厚い肉塊に歯を立て、引き千切るようにハラミに挑む。
弾ける肉汁が熱い。
そして旨い。
軟弱な気持ちでは到底辿りつけないハラミだ。


タン串焼き
これまた尋常じゃない量のニンニクをまとったタン。
生の黒タンにここまでするとは常軌を逸している。
しかしそれが良いのだ。
コリコリとした食感、タン自体の旨みに強烈なニンニクが合わさり、たまらん一品。




タンゲタ
何もここまでニンニクを、、、
でもこれが旨いのだから仕方ない。


ガツシン
豚の胃袋だが、これほど立派なカットのガツシンは初めて。
サクサクの食感も抜群。


キャベツ

ミノ
ミノは塩と醤油の2種類の味付けで。


ツラミ
適度な食感と香ばしさが秀逸。

ハツモト
コリコリと心地よい歯切れ。
そして味付けはやはり濃い。

ハツ
濃い味付けなのだが、ハツ自体の甘みがしっかりと感じられる。

ハラミ筋
かなり満腹だが、いっこうにコースが終わる気配がないw
ガリの真ん中に入った筋もボリュームは少しこたえる。
間違いなく旨いのだが。

ミノサンド
鮮度の証だろうか!?
こんなにぷりぷりとしたミノサンドは初めて。

シマチョウ
くちゅくちゅと噛めば噛む程味わい深くなるシマチョウ。

コブクロ
臭みが全くないが、もう少しサクサク感が欲しい。

アカセン
要はギアラ。

ナヒラ
初めて聞いた名前だが、ギアラとほとんど一緒。

ハチノス
柔らかすぎず硬すぎず絶妙な塩梅。

予想通りホルモン全般が良い。
ハラミも特に良いが、タンの素晴らしさは群を抜いている。
内臓業者との長い付き合いの中でこそ、取り引きできると思われるこの極上のタン。
このタンの味が忘れられなくて、また西武線に乗り込んでしまいそうだ。