No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年12月5日 くにもと 本店


決して派手さがあるわけではない。
見た目が凄まじい霜降りやどでかい塊で気を引くわけでもない。
ましてや熟成を強く謳うわけでもない。
ただひたすらに実直なのである。
食べれば分かる。
食べれば笑顔がもれる。
焼肉道と追求し続ける職人が繰り出す日本一のタレ焼きには浜松町で食べれるのだ。

ローストビーフ
本店で前菜といえばローストビーフ
これをつまみながら盛り合わせを待つ。
田村牛の外モモを使ったローストビーフは、タレも旨いのだが、そもそもの肉の味が素晴らしい。
満足度 4

カイノミ(上等セット、塩)
厚みがあるが、決して食べやすさを害さない。
サシが入っているが、驚きくほどすっと脂が引く。
満足度 4

内モモ(上等セット、塩)
大判のカットは口の中を肉汁で満たしてくれ、赤身特有の奥深い旨みが広がる。
満足度 4

イチボ(上等セット、塩)
イチボの中でも柔らかな部分から少し食感が強くなるところまでの変化を同時に楽しめる。
肉のコクと風味が立ち昇り、舌の上に幸福を置いていく。
満足度 5

ササバラ(上等セット、タレ)
最近のササバラには油っぽさが前面に押し出てくるものが多いが、このササバラは全く違う。
酸味はほどよく効き、まろやかに肉を包み込むタレが、肉の旨みを引き立てる。
満足度 5

シキンボ(上等セット、タレ)
シキンボと聞いて想像する硬さとは全くの別物で、むしろ繊細さすら感じる。
満足度 4

肩ロース(上等セット、タレ)
ロース芯は薄切りに走りがちだが、あえて適度な厚さを持たせることで、溶けるような食感よりもロース特有の肉の味が舌を覆い尽くす。
満足度 5

切り落とし
随所に職人の技が光るのが切り落とし。
端っこや筋の部分を如何に食べやすくするか、ここが職人の腕の見せ所だろう。
ハマっているコリアン風の味付けは辛味があるのだが、せっかくの肉の味を消さないギリギリの塩梅。
満足度 4