No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年1月4日 ジャンボ はなれ


前日は家族で篠崎本店、この日は焼き仲間とはなれ。
はい、正月早々2日連続の”ジャンボ”です。
上タン
正月の品薄状態でもこれだけのタンを準備出来るのが凄い。
臭みもなくサクサクとした食感。



イチボ
スターターにラインナップされたイチボは前菜代わりってところか。
軽く炙られたイチボは、ユッケが食べれなくなった寂しさを忘れさせてくれる包容力がある。

野原焼き
「中島スペシャル」の野原焼きは全卵ではなく黄身だけヴァージョン。
まろやかさよりもインパクトがストレートに響く。


ハラミ
タン同様に正月からこのクラスのハラミに出会えるとは思わなかった。
スリット入りの鉄板の上に蓋をかぶせ、中心まで火が入れられていく。
1切れ目はそのまま、2切れ目からは出汁ポン酢で食べる。
内部に溜まった旨みが噛むことで遠慮なく溢れ出し、飲み込むのが勿体無くなる。




トモサンカクの握り
一見サシが多すぎる様に見えるトモサンカクだが、軽く炙って握りにすると不思議とほどよいバランスに感じる。
これが”ジャンボ”マジック。


ヒレ肉の洋風炊き込みご飯
ブイヨンとバターが効いた洋風炊き込みご飯で、上にはヒレ肉がたっぷりと乗っている。
ヒレはもちろん柔らかいが、最も印象に残るのはご飯の旨さ。


シャトーブリアン
分厚いシャトーブリアンをスリット入りの鉄板で火入れするだけでも難しいが、今回は更にモミダレで揉んである。
こちらも蓋を駆使し、弱火で焦がさないように火入れがされた。
ド迫力の存在感に全く引けを取らない旨さで、ジャンダレとの相性も抜群。







ヒレ
表面の色が変わる程度に火を入れたヒレ耳にコンソメかえしをかけて食べる。
柔らかなヒレ耳にコクのあるコンソメかえしが絶妙な塩梅をみせる。




肩カルビ
適度に噛み応えのある肩カルビに塩ダレがよく馴染んでいる。

ミスジ
柔らかな食感の部位にはジャンダレ。
ミスジはザブトンと並んで“ジャンボ”を代表するメニュー。

ランプ
肉の味がしっかりとしたランプはタレにも負けない。

ぶつ切りローストビーフ
甘めのタレがどこか懐かしさを感じさせてくれ、今は無きユッケに思いを馳せる。

カレギュウ
王道。


はなれでは怒涛の「中島スペシャル」で一切の飽きもなく、最後まで興奮しっぱなし。
2016年もたっぷりと”ジャンボ”のお世話になります。